離乳食だって作り置きOK!新米ママが知っておくべきフリージング入門!
離乳食の作り置きができると、忙しいママは大助かりですよね! でも、冷蔵保存はあまり日持ちしないし、冷凍保存では味が落ちてしまうのでは?と、不安なママも多いと思います。そこで今回は、新米ママに役立つ離乳食フリージングの基本をご紹介します。
フリージング、作り置きのメリットとは?
調理時間の短縮
時間のあるときにまとめて作っておけばいいので、いざ忙しいときには、茹でたりほぐしたりの下ごしらえをする必要がありません。煮たり混ぜたりする調理からスタートできます。その都度少量ずつ調理するより、グンと時間が短縮できますね!
鮮度を保ちやすい
冷凍したときの鮮度をそのまま保つことができるので、何日も冷蔵しておくよりおいしく衛生的! なるべく新鮮な食材を選んで、手早く下ごしらえをして、急速冷凍するのがベストですね!
献立の幅が広がる
栄養が少し足りないな…というとき、いちから準備をしなくても済むので、手軽にもう一品プラスすることができます。フリージングした食材の組み合わせを変えるだけでも、献立の幅は一気に広がりますよ!
離乳食フリージングの基本5ステップ
新鮮な素材をパパっと下ごしらえしよう!
フリージング前の調理で重要なことは、スピード感です。新鮮な食材を選び、できれば買ったその日に下ごしらえをして冷凍してしまいましょう!
よく冷ましてから急速冷凍しよう!
ゆっくり冷凍されると、食材の品質や味、栄養も落ちてしまいます。急速冷凍機能のついた冷蔵庫の場合は、ぜひその機能を活用してみてください。ただし、きちんと冷ましてから冷凍庫に移しましょう! 小分けにすると、より冷めやすく、使う際にも便利になりますよ。
空気に触れさせないようにしよう!
食品が空気に触れると、そこから酸化して品質が落ちてしまいます。できるだけ真空状態にして冷凍することをおすすめします! フリーザーパックや密閉容器に入れると便利ですね。
1週間で使い切ろう!
いくら冷凍とはいえ、何週間も経てば品質は落ちてしまいます。とくに離乳食は赤ちゃんが食べるものなので、1週間を目安に使いきると安心でしょう。調理した日付けを書いたメモなどを、それぞれのパックや容器にはっておくと忘れずに済みますね。
調理済でも必ず加熱解凍しよう!
離乳食に使用するフリージング食材は、常温で自然解凍するのではなく、鍋に入れて煮たり、レンジで温めるなどして必ず加熱しながら解凍にしましょう! 一度解凍したものはすべて使い切り、再冷凍は絶対にしないように!
ぜひ取り入れたい!フリージングのもうひと工夫
一目でわかる小分け冷凍術
小分けにした冷凍食材をまとめて1つの透明な密閉容器に入れておきます。例えば、調理済みで少しだけ残ってしまったにんじんやじゃがいもなどを、1つずつラップに包んで密閉容器に入れておきます。一目で何がどれだけ入っているのか分かるので、ストックの残りや使い忘れを防ぐことができますね!
離乳食1食分ごとの冷凍術
赤ちゃんが1回に食べるおかゆとおかずを1つの耐熱容器に入れ、そのまま冷凍します。離乳食の時間になったら、そのまま1つの容器ごと電子レンジで加熱すれば、あっという間にスグ食べられる離乳食セットの完成です!
おかずまるごとフリージング
離乳食後期にもなると、チヂミやミートボールシチューなど、見た目には普通の食事とほぼ変わらないものを食べられるようになりますよね。食材別の小分けでなくても、味付けまで完了したおかずをそのまま耐熱容器に入れて冷凍しておくことで、電子レンジ解凍すれば、いつでも食べられます。子どものお腹が減ったときにも、お菓子などで誤魔化さずに、すぐに対応できますね。
離乳食のフリージング入門はいかがでしたか? ぜひフリージング術を上手に活用して、手軽にバランスのとれた離乳食を作ってあげてくださいね!
参考書籍/『やさしい離乳食 はじめて出あうおかあさんの味 食育は赤ちゃんから』池上保子/著 赤ちゃんとママ社/出版
『フリージング離乳食』管理栄養士 川口由美子 (監修), ほりえさちこ (監修) 大泉書店/出版
『フリージング離乳食―1週間ラクラク 』 ほりえさわこ (監修) 主婦の友社/出版
YUUKI
1988年生まれ、一姫二太郎のママ。大学卒業後、テレビ局勤務を経てフリーランスに。ライターのお仕事のほか、webプラン二ングや商品プロデュースを行っている。健康オタクでもあり...
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