2016.12.24
賃貸でもOK!“壁紙をはらない”ふすまリメイクでおしゃれな和室に!
壁紙の上からOK!ふすまリメイク術
ふすまをリメイクするといっても、ふすまを外して壁紙をいったんはいで、ノリを塗って…といった面倒な作業はありません。
最近は、『IKEA』のファブリック(布)を使って、両面テープや押しピンでアレンジする人も。はがせるタイプの両面テープなら、賃貸でも気兼ねなくチャレンジできますね! また、壁紙の上から使えるインテリアシート、ふすま専用の国産壁紙もあり、いろいろなアレンジを楽しむ人が増えています。
ホッチキスで留められるタイプの壁紙もあるので、賃貸でも遠慮なく楽しめるんですよ♪
『セリア』や『キャンドゥ』などの100円ショップでも、壁紙の上からはれる『リメイクシート』が販売されています。『ダイソー』のリメイクシートにも、こんなにおしゃれなアイテムが☆ ガーランドやステンシルを変えれば、いろいろな表情を楽しめそう!
では、さっそく手順を見ていきましょう!
1、 まずは部屋の構成案を
どういった部屋にしたいのか、まず構成を考えてみましょう。完全洋風に仕上げてしまうなら、畳の上にフローリング風のフロアカーペットを引くのもおすすめ。フロアマットやカーペットで覆って隠してしまう人も。ソファやテーブルの配置も、思い切って変えてしまいましょう!
こちらは、カーペットで畳を隠しているようです。ふすまは木目調で統一されて、おしゃれな雰囲気♪
2、 部屋の構成が決まったら、どんなパターンをふすまに使うか考える
近年のDIYブームからか、たくさんのインテリアシートが販売されるようになりました。木目調やレンガ調、本棚風などいろいろありますが、黒の木目調を使えば”男前インテリア”に、淡いブラウンのレンガ調なら暖炉のようなぬくもりのある空間に…と印象がまったく違います。
もっと遊び心のあるインテリアを楽しみたいなら、ファブリックを使っていろいろな柄を試してみても◎。ママの部屋には北欧風、子どもたちにはキャラクターものなど、押しピンで気軽にはりかえられるのもファブリックの魅力です。
3、 アイデアがまとまったら、いよいよはりかえ!
【準備する物】
- 好みのインテリアシート(またはファブリック)
- メジャー
- はさみ、カッター
- マスキングテープ
- ヘラ(なければ下敷き・ものさしなどを代用)
まず、ふすまのサイズを測り、それに合わせてインテリアシートをカットします。あとでカッターを使って調整するので、オーバー気味で大丈夫。ふすまのサイズ+10cmくらいを目安にカットしてください。
そのままはりつけると、はがす際に元の壁紙まで破れてしまうので、賃貸で原状回復義務がある場合はマスキングテープで格子状にふすまを保護! そうすれば、はがすときにもキレイにできます。あとではがす必要がない場合、ふちだけをマスキングテープで養生してください。
はりつける位置や方向を確認したら、いよいよふすまにはりつけ!
壁にインテリアシールをはりつけ、ふちをヘラで押さえながら、余分なところをカッターでカットしていきます。はりつけるときずれてしまうのが心配なら、押しピンで固定してから行うと◎。
カッターは刃先が真下へ向かないよう、横から切るようにしてくださいね。刃先を真下へ向けると、元々ふすまにはってある壁紙を傷つけてしまいます。取っ手部分も忘れずにカットしてください。
詳しいやり方はこちらの動画を参考にしてくださいね!
ふすまのサイズには注意!
ふすま専用の国産壁紙は元々ふすまのサイズに合わせて作られていますが、インテリアシートの場合は継ぎ目が出てしまうことが。そういった場合には、継ぎ目がわかりにくいよう柄の似たところを探して重ねばりしなければなりません。
そうなると、“購入したインテリアシートで足りなかった”というケースも考えられます。購入前にきちんとふすまのサイズを測り、どれくらいの大きさのインテリアシートが必要か、確認しておきましょう。
また、ふすま専用の国産壁紙の場合、サイズを測る手間はかかりませんが、あらかじめ糊付けされてあったり、壁紙のはりかえが必要になる可能性もあるので、事前に確認してくださいね。
ふすまリメイク初心者は、まずはプラスチックケースや小物で練習してから、ふすまに挑戦してもいいですね♪ 完成すれば、和室も見違えるようにきれいに変身☆ ふすまを外したり、糊付けしたりといった面倒な作業もないので、スペースも取りません。
ちょっとした手間で簡単にアレンジできるので、ぜひ試してみてくださいね。
参照/
壁紙屋本舗「ふすまに壁紙を張って和室をリフォームしよう!」
楽天市場 壁紙のトキワ「貼ってはがせるリメイクシート WALL DECOLLATION SHEET」
楽天市場 壁紙屋本舗「賃貸住宅でも壁紙が張れる!『ホッチキスで貼る』のりなし壁紙の張り方」