2017.12.08
発売が待ち遠しい!安定感抜群の『ふたごじてんしゃ』は双子&年子ママにピッタリ!
双子ママや年子ママに朗報! 今、体重の近い幼児2人を乗せることのできる3人乗り自転車『ふたごじてんしゃ』が開発されているのをご存知ですか?
実は、従来の自転車には重量制限があり、現在は双子や年子など体重が同じくらいの子どもを2人乗せるのは難しいのです。
今回は、そんなこれまでの問題を解決する『ふたごじてんしゃ』についてご紹介します!
従来の3人乗り自転車は双子ママには問題点だらけ!
従来より販売されている3人乗り自転車には、メーカーから重量制限というものが設けられているのをご存知でしたか?
安全性のための制限で、前部分のチャイルドシートは15kg未満、後ろ部分は22kg未満、これに加えて、前後の総重量は30kg未満という制限もあります。
となると、4歳頃の子どもの平均体重は約15kgですから、4歳頃の子ども2人を乗せるとすでに重量ギリギリ、4歳を超える頃には重量オーバーになってしまう可能性が高いのです。
もともと、自転車は自動車などのように安定性に優れているわけではありません。乗り降りのときや走行中の転倒の危険性もあります。そのため重量ギリギリの場合は特に危険性が増しますよね。
ただ、保育園や幼稚園の送迎、買い物などの毎日の日常生活で、どうしても自転車に頼らなければならないママはたくさんいます。自転車を使わざるを得ないけれど、従来の自転車に不便や恐怖を感じているママも多いことでしょう。
「これから大きくなったらどうしよう」「今までの3人乗り自転車は双子を乗せては怖くて乗れない」などなど、双子や年子を持つママの悩みは尽きません。
注目の『ふたごじてんしゃ』、発案者は双子ママ!
そんなママたちのお悩みを解決すべく立ち上がったのが、大阪市在住の中原美智子さん。実際に双子を育てるママさんです。
開発の動機も「双子をつれて安全に自転車でおでかけしたい!」というところから。しかし、開発したくとも自転車メーカーなどのパートナーが見つからず、大変な苦労があったそうです。
それでもめげずに活動を続けた結果、2014年夏に試作1号機が完成! 2017年現在も、発売に向けて活動を続けています!
『ふたごじてんしゃ』の特徴は?
ではさっそく、『ふたごじてんしゃ』の特徴をご紹介します。まだ発売はされていませんが、こちらがその注目の『ふたごじてんしゃ』です。
最大の特徴は、3輪タイヤによる安定性の高さ! 後輪が2輪になっていて、後部には2つのチャイルドシートがついています。
力の弱い方だと停めるのが難しかったスタンドも、『ふたごじてんしゃ』ならスタンド無しで自立するから、子どもの乗り降りの不安も軽減できますね!
自転車に子どもを乗せるのが難しい背の低いママや、「自転車はフラフラして苦手…」というママにも嬉しい構造になっているんです。
また、前方にはかごがついていて、今まで乗せづらかった荷物も安全に乗せることができるようになっています。車幅は通常の自転車と変わらないので、今までの自転車と同じように乗ることができますよ。
電動アシスト付き、アシスト無しの両方での販売が検討されているそうなので、場所や用途に合わせて検討できますね。
発売に向けた動きをチェック!
自転車用チャイルドシートメーカーである『オージーケー技研』(東大阪市)と2016年から協同し、開発が進んでいる『ふたごじてんしゃ』。
この取り組みは、新聞やテレビなど、さまざまなメディアに取り上げられており、現在は各地でオフ会や試乗会が開催されています。
メディアをはじめSNSなどでも拡散され、「発売が待ち遠しい!」との声がたくさん聞かれている『ふたごじてんしゃ』。当初は2017年内には発売予定と注目されていましたが、2017年11月現在、公式HPでは“よりよい状態でお届けする事を優先”し、発売日を延期することが発表されています。
最新情報は、公式HPや公式Facebookページでチェックしてくださいね!
双子ママだけでなく、年子ママ、自転車移動に不便や不安を感じているすべてのパパママにおすすめの『ふたごじてんしゃ』。発売が本当に待ち遠しいですね!
TOP PHOTO/Sergey Novikov/Shutterstock
参照/
株式会社ふたごじてんしゃ
I Love Twins!!「「ふたごじてんしゃ」の挑戦~双子を3人乗り自転車に乗せるときの重量制限の問題を解決したい!【開発パートナーついに決定!】」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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