2015.11.11
主婦の『健康診断』どうやって受けるの?安く受ける方法は?
会社員(または職員)であるワーママは、被保険者の扱いなので、定期的に会社などの勤務先の健保から連絡が入り、1年に1回、健康診断や人間ドッグを受診ができるような環境が整っています。
それに比べて、専業ママは、健康診断の連絡があまりダイレクトに入る環境ではありませんが、健康診断でママの自分の身体の現状を知るということは、今後の自分のためにも子どものためにも必要なんですよ!
主婦の定期的な『健康診断』がなぜ、いま必要か?
今年の9月の下旬に、タレントの北斗晶さんの“乳がん”報道で、全国の多くのママたちが、乳がん検診を含む定期的な『健康診断』(以下、健診)の重要性を改めて感じたことかと思います。
ママの中には身体に自覚症状がないから、定期的な健診へ通っていないという場合もありますが、“早期発見”を把握するためにも健診は本当に重要です。
また、健診は“●●(←生活習慣病)予備軍”といった、グレーゾーンも発見できる場でもあります。そして、ママの自身の健康を見直し、日常生活を改善する機会を与えてくれるのです。
主婦(社員ではないママ)の『健診』はどうやって受診するか?
パパの扶養に入っているママの健診は次の2か所で受診ができます。
1)パパの勤務先の健保を通じて受診
パパの扶養家族になっているママは、パパの勤務先の健保に健診の申し込みをすれば、受診ができます。健保がある程度の金額を負担するので、ママの負担も7,000〜1万円が相場。
また、ママの年齢によっては必要書類を提示するだけで、無料で受診することもできます。
2)各自治体が行っている健診
パパの勤務先に健保がない場合や国民保険(以下、国保)の場合、自治体でも定期的に健診を行っていますので、無料もしくは低金額で受診ができます。 (※国保に入っている方のみ対象となる場合もありますので、お住まいの自治体へ詳細をお問い合わせください)
必見!人間ドッグを安く受診するには?
通常の健診よりも深く掘り下げて、健康状態がより明確にわかる『人間ドック』。この人間ドックは費用も自由診療で保険対象外のため、4〜5万円が相場です。
「人間ドッグ=費用が高い」というイメージを抱く人も多く、受診したくても金銭的な理由で、なかなか受診には踏み込めないママもいると思います。
しかし、加入している生命保険(損害保険)会社によっては、人間ドックの受診費用を安くできるサービスもあります。一度、契約している保険も確認してみてはいかがでしょうか。
また、一部の自治体では人間ドッグの助成金制度も行っていますよ。 (※助成金制度については各自治体によって違っていますので、詳細はお住まいの自治体へお問い合わせください。)
『健診』と一緒に受けてほしい検査とは?
健診は計測や血液検査などを行いますが、乳がんや子宮頸がんなどの婦人系の検査はオプション扱いで、任意受診となります。
最近では、20代後半から30代で乳がんなどの婦人系の疾患に発症する例もあります。 30代を過ぎたら(または子どもの授乳が終わったら)、乳がん&子宮頸がん検診の受診をおすすめします。
この二つの検診に関しては、自治体が定めている対象年齢によっては無料受診券が交付されます。 (※お住まいの自治体へ詳細をお問い合わせ下さい。)
無料の対象年齢でない場合、自費となります。(※後述の【参考】欄を参照。)
身内親族に婦人系がんの人がいてもなくても、ママ自身の身体の状況を知っておく観点から、1〜2年ごとの受診が望ましいとされています。
【参考】乳がん検診の自由診療の費用
・触診+マンモグラフィー…5,000〜7,000円
・触診+マンモグラフィー+エコー…8,000〜10,000円
筆者も先日、人間ドックを受診しました。結果が少し怖くて、もともと健診が好きではありませんでしたが、自分が今後、生活する上で気をつけることがいくつか発見ができました。家事育児や仕事をこなすには何といっても“健康”が第一。
子どもが幼いと、ママも健診が受診しにくいと思いますが、いつまでも健康に生活する意味でも、定期的な『健康診断』の受診をおすすめします。
参照/女性の美学「健康診断の意義と主婦が健康診断を受ける方法」
syufeel「健康診断。専業主婦はどうやって受ければいい?」
検査外で費用をおさえる!「 人間ドック料金をおさえる方法とは?徹底調査!」
たかるみ
中学生の娘と小学生の息子を持つ二児のアラフォーママ。短大卒業後、某メーカー勤務を経て 、結婚。出産後は園や学校の役員委員で「文書を作成する」奥深さを実感し、ライターの仕...
詳しくはこちら