先輩ママ直伝！子連れの海外旅行で失敗しないための準備のコツ～パスポート申請編～

子どものパスポート写真の撮影にもコツがあった！

Photo／REDPIXEL.PL／Shutterstock

申請書を記入したら、次は証明写真を用意します。写真スタジオで撮影してもらえば確実ですが、結構いいお値段がしますよね。筆者はいつも自分で撮影しています。

背景・顔の向き・髪の毛に注意！

“正面向き・無帽・無背景・影のないもの”という条件があるので、白い壁紙をバックに、明るい時間帯に自然光を利用して撮影するのがいいと思います。

撮影のコツは、動きまわる月齢であれば椅子に座らせるのが一番。寝んねの赤ちゃんであれば、無地で淡い色のシーツを床に敷き、寝かせて撮影してもOKです。抱っこをしての撮影は、横にいる人が写り込んでしまうので不可となります。

小さな子どもの場合、特に気をつける点は、顔が傾いていないか、正面を向いているか、前髪が目にかかっていないか。少しでも黒目に髪の毛がかかっていると、再撮影と言われます！（実際、次女の写真は差し戻されました…）　髪が長い子は、顔にかからないよう結んでおきましょう。

また、白い壁紙だと思っていても、よく見るとクロスに少し柄が入っている場合がありますよね。この細かな柄が影になって出てしまうことがあるので、背景にも注意してください。

自分で撮影する場合、何度でも取り直せるので便利ですが、どうしてもうまくいかないときは、迷わず写真スタジオでお願いしてくださいね。

そのほか、詳しい写真の条件は外務省HPを確認してください。

フリーソフトでトリミングすれば簡単！

うまく撮影できたら、規定のサイズ（たて45mm、横35mm）にトリミングすることが必要。ここで重要なのは、顔の寸法の比率まで規定サイズがあることです。

出典：東京都生活文化局

これにピッタリのものを撮影するのって、ちょっと難しそうですよね。でも大丈夫！　証明写真用のフリーソフトを使えば簡単なんです！　顔の中心、頭のてっぺん、顎の先をクリックするだけで、パスポート用の写真サイズにトリミングしてくれます。

写真を撮るときは、あまり寄りすぎないようにして、少し引いて周囲に余白を残して撮影するといいですよ。

ちなみに筆者は、「証明写真を作ろう（フリー版）」という、自宅のパソコンで加工するアプリを使っています。一度試してみてくださいね。

スマホ用のアプリも、同じように証明写真を加工できるものがいくつかあるようなので、そちらもチェックしてみてください。

トリミングできたら、あとはプリンターで写真用紙に印刷すれば完了！　写真は切り取らずに窓口に持っていきましょう。ピッタリのサイズに切り取ってもらえるので、失敗がありませんよ。

子ども用であっても、いろいろと細かく決められていてちょっと面倒かもしれませんが、事前にしっかり準備しておけば、スムーズに発行してもらえます。楽しい旅行の第一歩、パスポート申請がうまくいきますように！

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参照／ 外務省「パスポート（旅券）」
東京都生活文化局「代理署名について」
All About「子供や赤ちゃんのパスポート申請！写真や必要書類は？」