2016.08.26
『水恐怖症』にはある共通経験が!?子どもの水嫌いを克服するには?
プールや海などのレジャーが楽しいこの時期、水遊びに夢中になる子どもが多い一方で、中には“水が怖い”と怖がってしまう子どももいます。
そんな『水恐怖症』の子どもたちがプールなどで怖い思いをしないために、私たち親ができるのはどんなことなのでしょうか。
水嫌いは過去のトラウマが原因!?
水遊びが大好きな子どもと苦手な子どもの違いは何なのでしょうか。それは、過去の何気ない経験がトラウマとなってしまったからと考えられます。
例えば、お風呂(湯船)の中で滑って溺れかけた、パパやママの手から湯船に滑り落ちてしまった。こんなちょっとした経験も子どもにとっては大きなトラウマになっていることもあるのです。
また、今まで経験のしたことのないプールの水の冷たさに驚いてしまった、突然お風呂やプールにジャボンと入れられてびっくりした、などの経験も子どもにとっては苦い思い出になることがあります。
子どもをいきなり水の中に入れてしまうのではなく、足元からゆっくり慣らしながら浸かるのが怖がらせないポイントです。ちなみに、水温ですが“プールは高め、お風呂は低め”がおすすめ。目安として、プールは25℃以上、お風呂は40℃くらいが理想的です。
水恐怖症を克服するには
それでも子どもが水嫌いになってしまった場合、どうやって克服したら良いのでしょう。早く水遊びを楽しませたい!という気持ちはあると思いますが、肝心なのは“焦らずゆっくり水に慣らしていく”ことです。
まずはお風呂に入ったときなどに洗面器に入った水で遊んだり、ジョウロを使って水遊びをしてみたりといったことから始めます。
次第に水に慣れてきたところで、今度はママと一緒にお湯や水に浸かってみます。しっかり抱っこして肌が密着するようにして安心感を与えてあげながらゆっくり湯船やプールに浸かりましょう。子どもに声をかけながら、水は怖くないよ、水遊びは楽しいよと教えてあげます。すっかり水に慣れて、自分からママの手を離れて行くようになれば克服完了です。
顔に水がついたり耳に水が入ったりするのがイヤな子どもも、少しずつ顔の一部に水をつけたりして慣れさせながら徐々に水中に顔がつけられるようにしていきましょう。
最初から水をまったく怖がらない子もいれば、慣れるまでかなり時間がかかる子どももいます。暑い日が続くと一日でも早く水遊びをさせてあげたい!という気持ちにもなりますが、子どものペースに合わせて焦らずゆっくりと水慣れをさせてあげてくださいね。
mamaPRESS編集部
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