2017.02.23
やっとできた”ママのひとり時間”、みんな何してる?
4、オシャレに気を使うようになった
「子どもと過ごすときって、すぐ汚されるし、走れなきゃいけないので、安さとかストレッチ素材のパンツがいいとか、そういうのばかり気にしていました」
そう話してくれたのは、子どもが保育園に通い始めたママです。
「職場が、服装自由のところなんです。自由っていっても奇抜な格好はできないけど、せっかくなので純粋に自分が着たい!って思える服を久しぶりに買ったんです」
オシャレしていることを旦那さんや子どもに気づいてもらえてうれしい気持ちもありつつ、一番感じるのは「毎日に張り合いが出て、楽しい!」ということだそう。
「オシャレが“何かの役に立つ”ことはないけれど、私が毎日楽しく過ごせることって、やっぱりめぐりめぐって、家族にもいいことだと思うんです」
そうポジティブに思えるようになったのも、オシャレを楽しめるようになってから、なのだそうです。
5、ママ友の影響でハンドメイドにハマった
…これは実は、筆者の話です。
筆者はもともと手先が壊滅的に不器用で、ハンドメイドなんて趣味は自分には一番遠くにあるものだと思っていました。けれどママ友の「集中しているとストレス発散になるよ」の言葉をきっかけに、少しずつ物を作るようになりました。
私が楽しんでいるのは、レジンやプラ板でのアクセサリー作りや、手ぬぐいをリメイクしての小さなバッグ作り。材料はすべて100均でそろえています。
友だちの言葉は本当でした。仕事の合間に「次は何作ろうかな」と考えたり、「ここはこうしてみよう」と試行錯誤したりするのは楽しいし、創作に集中する時間を持てたおかげで時間の過ごし方にメリハリがつき、仕事時間とのバランスも取りやすくなりました。
作ったものは、自分がこっそりと利用する以外に使い道はありません。けれどあくまで趣味なのですから、うまい・へただけがすべてではないのですね。いつか子どもがもう少し成長したら、一緒に何か作って楽しめるようになりたい、というのが今の目標です。
仕事をしている自分、ママとしての自分、妻としての自分…。いろいろな自分がいますが、まずは“自分の人生の主人公である自分”を楽しむためにも、ひとりの時間は大切です。
自分を楽しませるためだけに使っていい時間が確保できたのなら、それはとてもうれしいことです。もっともっと、人生を楽しんでいきましょう!
佐原チハル
2013年、無痛分娩にて出産。ハニーと二人三脚、子育て奮闘中のフリーライターです。執筆内容は、コラム・書評・ゲームシナリオなど雑多。性や恋愛に関するユースワーカー業・書店...
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