2016.07.30
イベントシーズンは要注意!子どもの『迷子』を防ぐには?
お祭りや花火大会、遊園地へのお出かけなど夏は楽しいレジャーが盛りだくさんの季節! ただし、そこに潜むのが『迷子』の危険性。多くの人でにぎわう場所ではいつも以上に気を付けなければなりません。
ここでは、迷子を防ぐための対策法や万が一迷子になってしまった場合の対処法について紹介します。
基本は “子どもから絶対に目を離さない!”
迷子予防の基本は“子どもからは絶対に目を離さない”、そして“小さな子どもなら手も離さない”ということ。“ちょっとくらい大丈夫”という油断が迷子に繋がります。すぐにどこかへ行ってしまう子どもには、迷子予防としてハーネスを付けておくとはぐれてしまうことを防げます。
よく、「ここで待っててね」など声をかけて子どもから離れてしまう親がいますが、これもNGです。子どもは理解しているようで実はあまり理解できていないことも。親の姿が見えなくなってしまうと不安に感じて探しているうちに迷子になることがあります。
また、上にきょうだいがいるとつい「見ててね」と下の子どもを任せてしまいがちですが、これも絶対にダメ! いくらしっかりしているようでもやはり子どもは子ども。夢中になるものがあると気がそちらに行ってしまって弟や妹のことを忘れてしまうことだってあるのです。大人がちゃんと迷子にならないように気を付けるのが基本です。
服装は目立つものを着せる
人ごみの中でも目立つような服を着せておきましょう。たとえば、黄色やオレンジ、ショッキングピンクなどの明るい色や、大きなフリルやモチーフが付いていたり、帽子やリュックなど身に着けるもので目印を作っておくのも良いですね。少し離れてしまっても我が子だと認識しやすいのはもちろん、万が一迷子になってしまっても特徴が分かりやすいので、場内アナウンスの際などにも役立ちます。
また、目立つ格好をしていると連れ去りや誘拐などの被害にも遭いにくいというメリットもあります。犯罪予防という点では、防犯ブザーや防犯ホイッスルなどを持たせておくのも良いでしょう。
迷子になったときの対策もしておく
それでも迷子になってしまったら、そんなときのために子どもとあらかじめルールを決めておきましょう。
もしも親とはぐれてしまったら、お店の人や係員の人に声をかけて助けてもらう(制服を着ている人、など子どもに分かりやすく説明しておく)、知らない人に声をかけられても絶対に付いていかない、などきちんと子どもに伝えておきます。ある程度年齢の大きな子どもなら、待ち合わせ場所を決めておくのも良いでしょう。
子どもに、親の名前と携帯番号を書いた迷子札を持たせておくとすぐに連絡がつくので便利ですよ。ただし、個人情報なので不必要なときに目立ち過ぎるとかえって危険な場合も考えられます。名前シールなどを利用して服の内側にはっておくか、ポケットなど衣服の落とさないような場所に入れておいて、迷子になったときに出すように教えておくなどして、あまり目立たないようにしておく工夫も必要です。
楽しいレジャーを嫌な思い出にしないためにも、迷子対策はしっかり行いたいもの。そして忘れてはならないのは“子どもを守ってあげられるのは自分たち親しかいない!”という強い意志です。ちょっとの油断が大きな事故にもつながる迷子。決して人ごとではないですよ。
参照/
子どもの安全ブログ「【冬休み特集 2012年】旅先に潜む危険。子どもが迷子や連れ去りにあわないために」
トラブルCh「子どもが迷子になった時の対処方法とは?」
子どもを「迷子」にさせないで!「「迷子」を、甘く考えていませんか?」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
詳しくはこちら