2016.11.09
子どもの『口臭』が気になったら、すぐにはじめよう!対策と予防まとめ
子どもと近くで話したり、抱っこをしたときに、子どもの口臭が気になることはありませんか? まだ小さいうちは、周りから指摘されることは少なくても、今後子どもが成長して口臭が治らなかったら、周りから嫌われないか心配ですよね。
子どもの口臭の原因と、その対策および予防についてまとめました。
子どもの『口臭』の原因
子どもの口臭は次のことが原因であるといわれています。
- 虫歯、歯磨きが不十分である
- 口呼吸による口腔内乾燥
- 風邪や胃腸炎
- 舌の汚れ
- ストレス
毎日しっかり歯磨きして、仕上げ磨きまでしているのに口臭?と思うかもしれません。もちろん歯磨きが不十分なことは口臭の原因にもなりますが、ほかにも上記のようなことが原因として考えられるんですよ!
「小さな子どもにストレスなんて…」と思いがちですが、他人とコミュニケーションをとるようになったり、自我が芽生える2歳ごろからストレスを感じてしまうことも。入園、入学時に新しい環境になじめない場合にもストレスがたまっている可能性があります。
子どもの『口臭』対策
まずは、小児歯科専門医に相談
虫歯の治療と共に、歯磨きの仕方を教えてもらいましょう。“小児歯科専門医”は高度な小児の専門知識と治療技術があるため、子どもの気持ちを理解しながら虫歯治療を行えるほか、その後の予防を指導してもらうことができます。
小児歯科と看板やホームページに記載されていても、“小児歯科専門医”とは限らないので、医師の資格を確認しながら病院を選びましょう。
鼻づまりや口呼吸が気になる場合は、耳鼻科を受診
口呼吸は、慢性的な鼻づまり、アレルギー性鼻炎などが原因といわれています。口呼吸は、子どもの場合には薬などでよくなる可能性があるため、一度、耳鼻科で診てもらいましょう。
歯科や耳鼻科で改善されなかったら、小児科を受診
胃腸など内臓の調子が悪いと、胃の残留物や胃液の臭いが口からすることがあります。歯科、耳鼻科を受診しても口臭が治らない場合は小児科を受診し、内臓の病気がないか診てもらいましょう。
舌の汚れと乾燥対策は自宅でやってみて!
舌の表面についたこけ状の白っぽいチーズのような『舌苔(ぜったい)』が口臭の原因にもなります。唾液が減ると増え、熱や体調が悪いときにも増えます。ただし、この舌苔を歯ブラシや舌ブラシなどでゴシゴシこすると、舌を傷つけ炎症を起こす可能性があるのでNG。
ティッシュやガーゼなどでやさしく拭き取とる程度にし、それでも気になるときは病院で診てもらいましょう。また、口の中の乾燥を防ぐために、水分をしっかり摂るように促すことも心がけてみて。
ストレスのサインを見逃さない
緊張したりストレスを感じると、唾液の量が減って口の中が乾いてネバネバし、口臭につながることも。爪をかんだり、落ち着きがないなど気になる行動が見られたら、ストレスのサインかもしれません。
日ごろからストレスを感じていないか子どもの言動に気を付けることが大切です。サインが見られたら話を聞いてあげたり、原因を解消するなど心がけましょう。
中には口臭くらいで病院に行くなんて…と思うママもいると思います。その場合は風邪や歯科検診などで病院を受診するときに、口臭について相談してみるのも一つの手段。
いつから、どのようなときに口臭があるのかを伝えられるようにしておくといいですね。
Kayoko*
二児のママ。 大学では心理学を専攻。 卒業後はメーカーに勤務し、営業・商品企画を経験。結婚後は自宅にて小論文添削。現在はWEBライターとして活動中。 仕事・育児・趣味のディ...
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