2015.11.12
一体どこで遊ばせたら良いの…?自由に遊べない公園が急増中!
公園といえば、子どもたちが活発に遊ぶ場所というイメージがありますが、近年子どもの声が ”騒音” としてクレームに上がっています。なかには、ボール遊びや大声を出すことすら禁止する公園もあり、ゲーム機を持って静かに遊ぶ子どもまで…。
実は、近所付き合いが薄くなった現代、こういった公園が増加しており、各地で問題となっているのです。
実際にあった公園での ”騒音” 問題とは…?
実際にあったクレーム例としては、どういったものが多いのでしょうか?
今回見ていった中で、最も多かった内容は「声」に関するもの。たとえ公園が住宅街の真ん中にあったとしても、テンションの上がった子どもたちはなかなか自制することができません。そのため、近所に住む人々にとっては「騒音」として扱われてしまうのです。
また、ボール遊びや自転車の乗り入れも全面禁止する公園もあり、自由に遊べないところも増えています。
どうして子どもの声が苦情になってしまったの?
しかし、ご近所の方も子どもが公園で遊ぶこと自体をダメだと言っているわけではありません。
ママ同士がおしゃべりに夢中になって子どもの面倒を見ていなかったり、所構わず自転車を置き、我が物顔で遊具やスペースを占領してしまうといったケースもあります。ところが、それを当人に言うと「私(うちの子)は悪くない!」と怒られてしまうこともあり、仕方なく行政に申し出ているという人も少なくありません。
結果として、公園での禁止事項がどんどんと増え、子どもが自由に遊べない場所となってしまったのです。
子どもたちが遊べる場所を守るために必要なこと
こういった悪循環をなくすためには、まず自分たちがマナーを守れているのか、しっかりと見つめ直すことが必要です。もちろん、子どもが騒いでいたらきちんと叱るママもいると思います。
しかし、自転車の置き方や飲食、ゴミの処分といったごく当たり前のマナーも、一度見直してみてください。
また、近所の方との付き合いも大切。どれだけ注意していても、子どもたちが騒いでしまうときはあるでしょう。そんなとき、「お騒がせしました」と一言添えるだけでもいいので、ご近所との関わりを持つようにしましょう。
増え続ける、公園の ”騒音” 問題。その原因は自分たちが気づいていないだけで、意外なところに隠れているのかもしれません。もし、何をやってもダメなときには、市や公園の管理人といった第三者に介入してもらい、話し合いの機会を設けるほうがよいでしょう。『どうして苦情になってしまったのか』をママたちが見つめ直すことで、子どもたちの遊び場を守ることができるかもしれません。
参照/
WEBとくダネ!〜とくダネです。「禁止事項ばかりで子供たちが公園で遊べない…増え続ける看板の理由とは?」
産経ニュース「子供の声は「騒音」か…脅迫、訴訟、保育所そばに「ドクロ」「般若」の看板まで」
教えて!goo「公園であまりにうるさく騒ぐ子供に注意したら、母親が逆切れ。」
教えて!goo「近所の子供がうるさいですが、どこか注意とかしてくれるとことかないですか」