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2015.09.20

リビング学習は要注意!子どもに『学習机』が必要な5つのワケ

リビング学習は要注意!子どもに『学習机』が必要な5つのワケ

来年度の入学を控えている小学校デビューママたちにとって、そろそろ『入学準備』が気になるころ。ランドセルは誰もが使うアイテムですが、学習机は一年生から本当に必要なのかどうか、判断に迷ってしまいますよね。

ところが、学習机は意外と重宝するんです! リビングに学習机を置くと、とっても便利。ママのストレスも軽減しちゃいます!


姿勢は大丈夫?食卓での『リビング学習』がストレスになることも

「子ども部屋でなんて全然勉強しない」「食卓が勉強机代わり」――。小学生を持つ先輩ママたちに家庭学習について質問すると、こんな答えが返ってきました。実際、小学校低学年では、リビングやダイニングといった親の目が届く場所で宿題を済ませる『リビング学習』をする子が多いようです。

「どうせ食卓で宿題するだろうし、机はまだいいのかな」と考えている新一年生ママも多いのではないでしょうか。 でも、子どもが勉強するために作られた学習机。リビングにあるととっても便利なんです! どうして必要なのでしょう?5つのポイントにまとめてみました。


1 リビングテーブルは「お勉強の姿勢」に適していない!

リビングテーブルやカウンターは、『子どもの学習』のために作られたものではないので、毎日の勉強には適していません。椅子が高く、足がぶらぶらした状態では集中力を欠き、テーブルが肘より高いと目が近くなってしまい視力に影響が出ることも。

放送大学で姿勢についての講義を担当する姿勢教育指導士の前田彰先生によると、「正しい姿勢を保つには骨盤を立てて座ることが大事」なんだそう。「背もたれが後ろに倒れるタイプより、学校の椅子のように座面に対して背もたれが90度になっている学習用椅子がオススメ。お勉強の時は食事用の椅子ではなく、学習用の椅子がベストです」とアドバイスしています。


2 ダウンライトでは手元が暗くなってしまう!

天井に埋め込まれたダウンライト。空間をすっきり見せ、掃除の手間が要らないのでリビングでも多用されている照明ですが、リビングのダウンライトだけを頼りにノートに向かうと、手元が影になってしまい視力が悪くなる可能性があります。

手元を照らす「デスクライト」を用意すればよいのですが、食卓の場合、その都度出したりしまったりが必要。子どもは面倒になり、そのうち使わなくなってします。
やはり、学習机という「勉強専用スペース」にライトを常設しておくのが便利です。


3 食卓に消しゴムのカスが! 宿題におやつが!

「さあ、ごはんよ~」というとき、食卓に消しゴムのカスや教科書が散らばっていては、すぐにお皿を並べられません。そのひと手間が毎日続くと、ママのストレスにもなり兼ねないのです。
また、宿題や教科書に弟や妹のおやつのカスで油染みがついてしまうことも。そういった観点からも「食事をする場所」「勉強する場所」の区別はつけた方がよさそうです。


4 学習机はお片付けを習慣づける絶好のアイテム

学校の持ち物は意外と多いもの。ランドセルや教科書だけでなく、大量のプリント類、ピアニカ、絵の具セット、書道セットなどなど、想像以上に収納スペースを必要とします。また、小学生ぐらいになると、地球儀や辞書、シール帳、財布、腕時計、手紙といった学校関連以外の「宝物」が増えてきます。

そうしたものをお片付けする場所として、学習机は重宝します。この時期からお片付けを習慣づけると、頭の中も整理整頓できる“頭のよいこ”に育つという嬉しい効果も!


5 あとからでは『入学祝い』のタイミングがずれてしまう!

「学習机はまだ使わないから」と祖父母からのせっかくの好意を入学前に断ってしまい、結局あとから自分たちで購入し「あのとき買ってもらえばよかった…」と後悔するママも。
入学してから「やっぱり必要」と感じるママも多いようで「シーズンオフで、もう家具屋さんに置いてなかった」「祖父母に買ってと言えなくなってしまった」と悔やむ声もよく耳にします。


いかがでしたか。筆者の体験からも、学習机の必要性は感じます。2年生になってからリビングに学習机を置いたのですが、机に向かう姿勢が良くなったおかげで集中力がUPし、お片付けの習慣も身に着きました。そこで学んだのが「学習机はやっぱり機能的!」ということ。

当たり前ですが、子どもが片付けやすいように作られていますし、勉強やお片付けの習慣が身に着きます。なんといっても、食卓に消しゴムのカスが散らからなくなったので、ママのストレスも激減! 良いこと尽くしです!

最近はリビングのインテリアに馴染むシンプルな学習机が増えています。本人のやる気もUPするので、ぜひ勉強専用スペースを用意してあげてくださいね。


取材協力/アルテカイロプラクティック 姿勢教育指導士 前田彰院長

大楽眞衣子

大楽眞衣子

横浜市出身。大学卒業後、大手新聞社の記者として勤務。数年間の記者経験を経てフリーライターに。実家から遠く離れた静岡県で、3歳5歳7歳の男の子3人を子育て中。長男出産か...

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