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2017.07.18

子供のおしゃれ、まだ早いんじゃ…どこまで許す?気をつける点は?

子供のおしゃれ、まだ早いんじゃ…どこまで許す?気をつける点は?

「最近の子供たちはすごくおしゃれになってきたな」街を歩いているときなど、ふとこんな風に感じることはありませんか?

また特に女の子をお持ちのご家庭では、小さい頃からおしゃれに敏感な我が子をほほえましく思いながらも、一方で頭を悩ませることも多いのではないでしょうか。

「おしゃれの低年齢化」が進んでいる?

このごろの子供たちを見ていると感じること…それは、”おしゃれの低年齢化”。

早い子では小学生くらいから、服へのこだわりを見せるだけではなく、メイクやネイルまでバッチリ決めている姿を目にすることもありますよね。

小中学生の女の子向け雑誌も発売されていますので、そこから受ける影響もあるでしょうし、全国のデパートやファッションビルにはキッズ向けのブランドショップも数多く展開しています。

各家庭の方針にもよりますが、おしゃれに興味を持つことは悪いことではないという親が多いようです。中には親の方から進んで、子供にヘアカラーやメイクなどをするケースも見られますよね。

子供の身体はまだデリケート!こんなトラブルに要注意

子供たちのおしゃれがどんどんエスカレートする一方で、おしゃれによるトラブルの数も急増しています。実際に子供たちの身に起こる可能性のあるトラブルの実例をご紹介します。

<マニキュア>

爪の乾燥や割れ、爪の周りのかぶれなどが心配されます。また、爪が薄くなったり、炎症を起こしアレルギー性接触皮膚炎になることもあるようですよ。

<メイク>

ファンデーションやアイメイクによるかぶれ、ビューラーによる金属アレルギーなどが心配されます。金属アレルギーは一度発症すると、一生繰り返すこともある怖いトラブルです。少しでも反応するようであれば、病院を受診しましょう。 

<ヒールの靴・ミュールなど>

足の指の変形、巻き爪などの爪の障害が起こることがあります。また、転んでケガをしたり、災害時にも走りにくく心配ですね。

<パーマ>

かぶれや、毛が切れてしまうなどのトラブル事例があります。

成長期の子供たちの身体は、未完成なだけに繊細です。かわいくなりたい、と思ってやったことが、痛々しいトラブルにつながってしまうと思うと本当に恐ろしいです。ここは私たち親が、子供たちを守ってあげなくてはいけませんね。

正しい知識を持ってアドバイスを…親が導いてあげましょう

どこまでおしゃれを許すのかはご家庭や学校などの方針にもよって様々な基準があるかと思います。

大切なのは、子供がおしゃれしたいという気持ちを否定するのではなく、どのような危険があり、なぜダメなのかをきちんと説明してあげること。

おしゃれはもちろん悪いことではありません。けれど、大人と同じものを同じように使うのには危険を伴うことも。親も正しい知識を身に着けて、子供をしっかりと導いてあげたいですね。

Photo/peart/shutterstock
参照/ 学びの場.com「子どもにお洒落は必要? – 教育ウォッチ」
ベネッセ教育情報サイト「子どものおしゃれトラブル ~現状と原因~」
ベネッセ教育情報サイト「子どものおしゃれトラブル ~具体例と対処法~」
NEWSポストセブン「●●の低年齢化による子どもの「おしゃれ障害」が急増中」

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記事提供:ならいごとキッズ マガジン

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