子どもの足音に苦情が…！集合住宅でママたちが気をつけたい騒音対策

4月は引っ越しの増えるシーズン。これを読んでいるママの中にも、この春から新生活がスタートする方もきっといらっしゃることでしょう。

子どもがいるママにとって、気をつけておきたいのが騒音問題。ひどい場合には引っ越しを余儀なくされたり、裁判沙汰になったりなんてケースも…。

うるさくしているつもりはなくても、子どもの足音は下の住人にはしっかりと聞こえているもの。そこで、ママたちが気をつけたい騒音対策について考えてみましょう。

実は多い子どもの騒音問題！ママたちはどうすれば？

自分では気をつけているつもりでも、どうしても子どもがいると付いて回る騒音問題。大きなトラブルになるのを未然に防ぐために、ママたちは具体的にどんな対策を行っているのでしょうか？

カーペットやマットを敷きつめる

防音対策といえば真っ先に思い浮かぶのがコルクマットや防音マットなどの対策ですよね。実際に、対策としてマットを敷きつめているというママも多数いました。フローリングの床は、カーペットを敷いた床に比べて階下に響く音が4倍も違うというデータもあるそうです。

ただし、この対策で防げるのは食器を落としたときやスリッパのパタパタというような音で、子どもが走りまわったり暴れたりするときのドスン！という音には効果はほとんどないので注意が必要。ただ、何もしないよりかはずっとマシなので、ます最初の対策としては正解です。

生活習慣を見直す

夜は騒がないように、なるべく早く子どもを寝かせる努力も必要。共働きが増え、子どもの寝る時間が遅くなっている家庭も多くなっているといわれていますが、早寝早起きの習慣を付けておくことが大切です。

外遊びで十分発散させて

子どもが騒いでしまうのはある程度は仕方のないことですが、あまりに落ち着きがないようなら、運動量が足りていないという可能性もあります。昼間はなるべく公園などに出かけてしっかりと体を動かして疲れさせるのも対策のひとつです。

常日頃からご挨拶

意外と効果的なのが、日頃から階下の方ともご挨拶をするようにして交流を持っておくという方法。自分に置き替えて考えてみても、全く知らない子どもの騒音は気になっても、よく知っているという子なら「まあ仕方ないか」と許せる気がしませんか？

「いつも騒がしくてすみません」と一言断っておくだけでも印象はだいぶ変わってくるものです。

万が一苦情が来てしまったら迅速に対応

最近では、集合住宅の管理会社が仲介し、張り紙などで周知する場合が増えていますが、もし直接自宅に苦情がきてしまった場合は、まずはすぐに謝罪に出向くようにしましょう。

こちらの言い分もあるかもしれませんが、騒音で迷惑をかけてしまっているのは事実。とにかく謙虚に低姿勢で謝罪し、誠意を示すのが最優先です。

さらに、後日改めて菓子折を持って訪問し、「その後いかがですか？」と尋ねてみるようにすると良いですね。そのときに、具体的に行っている対策を伝えて、こちらとしてもきちんとできる限りの対応はしているということを伝えておきましょう。

相手によってはどの時間帯にどの部屋が気になるのかなど、具体的に相談しておくとベターです。

もちろん、子どもにもなるべく家の中では跳んだり走ったりしないように根気強く言い聞かせるようにしましょうね。

自分が思っている以上に迷惑をかけてしまっていることが多いのが子どもの足音などによる騒音。子どもには制限なく思いっきり遊んでもらいたい気持ちもあるかとは思いますが、集合住宅にはさまざまな人が住んでいるので、きちんとマナーを守ることは大切です。

ちなみに、筆者が以前住んでいたアパートでは、自分たちの下の階に住んでいる子どもの騒音もかなり響いていたので、必ずしも迷惑をかける先は下の階の住人というわけでもなさそうです。

いずれにしても、大きなトラブルに発展してしまう前に、できる限りの対策を取るのが鉄則といえますね。

PHOTO／Halfpoint／shutterstock
参照／ Womanexcite「騒ぐ、走る、暴れる…ご近所トラブルを防ぐ！子どもの騒音対策」
Womanexcite「マンション住まいの悩み…子どもの足音対策、どうしてる？」
WOMEN’SPARK「子供の足音で苦情を言われてしまいました」
防音対策.com「床衝撃音とL値」
スーモジャーナル「賃貸管理のプロに聞く[1] 入居後のトラブルで一番多い「騒音」問題の解決方法とは」