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子どもがいる家庭では危険!?冬のポカポカアイテム『こたつ』

子どもがいる家庭では危険!?冬のポカポカアイテム『こたつ』

冬になると大活躍してくれるアイテムと言えば『こたつ』です。寒くなったら欠かせないという家庭も多いのではないでしょうか。でも最近、小さい子どもがいると出さない家庭が増えているって知っていましたか?

赤ちゃんとこたつは良い関係?悪い関係?

さて、まずは赤ちゃんとこたつについて調べてみましょう。

毛布や布団で包まれたこたつの中は、中央部分が低いときで35℃、高いときで67℃近くまで上昇すると言われています。『弱』設定していても、熱を逃がさない構造のため、設定温度に関係なく上がっていくのです。

そこに体温の高い赤ちゃんが入ると…ご想像通り体が温まりすぎて、低温やけどや脱水症状、更にこたつ布団が顔に覆われて窒息などの危険があります。ということは、赤ちゃんとこたつって単純に考えると相性の悪い関係なのです。

ママとパパは要注意!子どものこたつ事故

赤ちゃんから子どもになったら大丈夫だろう、と親が目を離してはいけません!

例えば、ハイハイをしはじめた頃は目の前にあるものが何でも楽しくなる時期。こたつの中に顔を入れて、そのまま前進すればこたつの中にスッポリ入ってしまいます。

また、よちよち歩きを始めた頃なら、こたつ布団に足に引っ掛けて転倒することも。さらに、しっかり歩き始めた後も、こたつの中に隠れたり、コートを引っ張って遊ぶ可能性も多いにありますよね。ママが目を離した隙に、コードが首に巻き付いていたなんて恐ろしい事故もあるのです。

子どもがいる家庭でコタツを使う方法

子どもとこたつの相性は悪いことが分かっていても、こたつ好きって意外とたくさんいます。それに家族の強い希望でこたつを出さざるを得ない家庭もありますよね。そんな家庭のためのこたつ活用法と注意事項を紹介します!

<こたつ活用例>

ホットカーペットを併用する

こたつのコードは外し、ホットカーペットを敷いた上にこたつを設置する。暖かさはホットカーペットで調整して、こたつ布団で保温する方法です。子どもが寝てしまったら、ホットカーペットのスイッチは必ず切りましょう。

湯たんぽでコタツを温める

子どもが起きている間は、湯たんぽをこたつに入れて保温する方法です。寝ている間に電気で温めて、起きたら電源を切って湯たんぽに切り替えます。

<注意事項>

●子どもがこたつに入ったらスイッチを切り、コードは手の届かないところにしまう。
●こたつの傍で子どもが遊んでいるときは目を離さない。
●こたつ布団に巻き付いて遊び始めたらすぐに止めさせる。

赤ちゃんや子どもと実は相性が良くないこたつ。でも、昔から日本にあるこたつは、寒い冬にすぐに体を温められ、根強いファンが多いのが現状です。
子どもの危険性を十分に理解して、気をつけて使えば、とっても便利な暖房器具になります。長年ガマンして出さなかったご家庭は、今年こそ解禁してみてはいかがでしょうか。

ナミエマユコ

ナミエマユコ

大自然と動物と、美味しいものが大好きなフリーライター。最近一児の母になりました。なってみて解ったのは、子育ては幸せな反面、悩みも尽きないってこと。そんな悩めるママたち...

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