2017.03.18
腸内環境悪化で腸に穴が開く!?『リーキーガット症候群』とは
みなさんは、『リーキーガット症候群』という言葉をご存知ですか? アメリカでは有名な症状ですが、日本ではあまり耳慣れない言葉かもしれません。
このリーキーガット症候群、腸に穴が空いたりぜんそくや免疫不全などを引き起こしたりと、知らず知らずのうちに病気の原因を作っていることがあるそうです。
そこで、リーキーガット症候群の症状や対処法をご紹介いたします。
リーキーガット症候群とは?
リーキーガット症候群とは、栄養吸収を行う腸に穴が空いてしまうことにより、不要な栄養素や毒素、細菌まで吸収してしまう症状のことを指します。
簡単にいうと、腸粘膜のバリア機能が低下した状態で、アメリカではアトピーやアレルギーなどにも関係があるとみなされ、研究が進んでいます。
このリーキーガット症候群、日本では無自覚のうちになっている人が多く、なんとなく“おなかにガスがたまりやすいな~”“肌荒れしやすい”と感じている程度のことも。しかし、放っておくと、不眠症やうつ、自律神経失調症なども引き起こす可能性が!
どんな症状がリーキーガット症候群の危険度が高いのか、しっかりチェックしてみましょう!
どんな人がなりやすい?リーキーガット症候群の危険度チェック
□おなかがポッコリしている
□胃もたれすることが多い
□甘いものを好んで食べる
□アルコール・カフェインをよく摂る
□むくみやすい
□肌のコンディションが悪い
□便秘・下痢を繰り返す
□偏食気味で野菜をあまり食べない
□風邪をひきやすい
□抗生物質をよく飲む
□ピルを服用している
□疲れが取れない
□ダイエット志向で、人工甘味料の入ったものを意識して摂っている
むくみやすいなんて、「女性によくある症状の一つじゃない」と思われるかもしれませんが、そのむくみが病気に関係するとしたら…?
リーキーガット症候群の症状は、このような原因不明の不調として現れることが多いのも特徴です。こういった症状に心当たりがある人は、ぜひ次の方法を試してみて! もしかしたら、これだけで症状改善が図れるかもしれません。