2016.02.17
いつから子どもを一人で寝かせるの?一人寝開始時期と練習方法とは
日本では、赤ちゃんが生まれると、ある程度大きくなるまではママや他の大人たちと一緒の部屋で寝たり、親子でいわゆる『川の字』になって寝るのが一般的です。そこで、ふと疑問に思うのが「いつから子どもを一人で寝かせたら良いの?」ということではないでしょうか?
川の字寝のメリットって?
まず初めに、定番の『川の字寝』のメリットについてお話します。同じ寝室に家族が布団を並べて寝る川の字寝は、寝る前のスキンシップや親子の会話がしっかり持て家族の絆が深まるという大きなメリットがあります。それに、子どもにとって大好きなママやパパがそばで一緒に寝てくれることは、大きな安心でもありますよね。
また、いつかは親から離れて行くのが子ども。一緒の布団で添い寝できたり、仲良く布団を並べて寝られるのも限られた期間だけです。子どもたちが大きくなってから振り返ると、大切な思い出になっていることでしょう。
一人寝をはじめるのはいつから?
では本題の『いつから一人で寝かせるのか』という疑問について。あまりに早いのはかわいそうな気もするし、だからと言っていつまでも一緒に寝るのもどうなのかしら…。小さな子どもを持つママなら一度は悩んだことがあると思います。
日本では一般的に3~6歳くらいを目安に一人寝をはじめる家庭が多いようです。特に、6歳は小学校の入学時期にあたるので、入学をきっかけに一人寝をはじめるパターンが多いのかもしれませんね。
ちなみに、年齢が上がれば上がるほど親と一緒に寝ることに慣れてしまうため、一人寝をはじめるときにはちょっと大変になるようです。
スムーズに一人寝を開始するために
それまでは親と一緒に寝ていたのですから、初めのうちは嫌がるのが当然です。泣いたり暴れたりする姿を見るとつい甘やかしてしまいそうですが、一度決めたら意志を曲げないように。
まずは『絵本を1冊読んだら寝る』などのルールを作って、それが終わったら電気を消して寝る、という流れを作ってあげましょう。暗闇を怖がる子どもは豆電球や薄暗い明りをつけていてもOKです。一度決めたら、その流れをしっかり守ることが大切です。
布団を抜け出して来てしまったら「寝なさい。」ときちんと諭すようにします。ただし、これは1回のみ。その後は、同じように抜け出して来ても黙って布団に戻すことを繰り返します。どんなに抵抗しても一人でこの部屋で寝なくてはならない、ということをきちんと理解させましょう。
一人寝の開始は子どもにとってはかなりハードルの高いステップかもしれません。しかし、ここを乗り越えることで、子ども自身も『自分で困難を乗りこえなければならないんだ』ということを学びます。
親も辛い時期ですが、子ども離れの第一歩です。子どもと一緒に頑張って乗り越えてくださいね。
mamaPRESS編集部
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