2016.07.16
『幼稚園』と『保育園』、ママ友トラブルはどう違う?
子どもの入園と同時に、もはや避けられなくなるともいえる“ママ友付き合い”。でも、幼稚園と保育園では起こりがちなトラブルもちょっと異なるようです。また、それぞれのママが合流する小学校でも、今までの環境の違いゆえに新たなトラブルが発生する可能性も…。
実際に起こったトラブルも交えながら、それぞれのママ友トラブルについてご紹介したいと思います。
幼稚園のほうがお付き合いも多い?
ママ友トラブルといえば幼稚園をイメージする人も多いと思います。実際に、幼稚園ママは専業主婦の割合が多く、一方で保育園はワーキングマザーが対象のため、自然と幼稚園のほうがママ同士でランチに行ったりお茶をしたりといったお付き合いも増えるでしょう。また、幼稚園でも公立か私立かで“園行事などのお手伝い”など、保護者の参加頻度も多少変わってきます。
一般的なパターンとしては、公立の場合保育料は安い一方、何かと保護者が幼稚園にお手伝いに行く機会が多く、その分保護者同士の関係も濃くなる傾向があり、私立は保育料が高めな一方、園の先生たち主体で行事などの準備をすることも多く、保護者同志の交流は少なめ、といわれています。
もちろんそれぞれの幼稚園によって方針が異なるので必ずしもこのとおりではないですが、顔を合わせる機会が多い幼稚園は、ママ同士が仲良くなれる半面トラブルも招きやすいようです。
保育園ではワーキングマザーならではのトラブルも
一方の保育園も、ママ友トラブルがないわけではありません。“働くママ”だからこそのトラブルが起こりやすいようです。
例えばこんな例があります。
Aさんの仕事は残業もなく、毎日5時半には子どもを迎えに行けます。近所に同じクラスのママ友Bさんがいるのですが、Bさんは残業で遅くなることもあり週2くらいのペースでAさんに自分の子どものお迎えもお願いしていました。
最初は子どもの遊び相手もいるし、7時までには迎えに来てくれるので良かったのですが、次第にペースが増え更には預かってもらうのが当たり前という態度に。しまいには夕食までお願いするようになったので「うちは託児所じゃない、延長保育を利用したら?」とはっきり断ったそうです。
父母会がきっかけで生命保険会社勤務のDさんと仲良くなったCさん。その保険会社ではノルマが厳しいようで、Dさんはクラスのほぼ全員のママを勧誘していたそうです。
もちろんCさんもそのターゲットに。結局強引な勧誘に負け契約しましたが、その途端にあなたは用済みといった感じであまり会話しなくなったそうです。
会うたびに勧誘の話しかしないDさんは他の保護者の中でも浮いた存在になっていったそうです。
働くママだからこそといったトラブルですよね。もちろん、保育園ママ同士困ったときにお互い助け合うことができるという声も沢山ありますが、“仕事”をきっかけにトラブルに発展するケースが多いようです。
小学校入学でバトル勃発!?幼稚園ママVS保育園ママ
ここまではそれぞれのママ友トラブル例をご紹介しましたが、今度は双方が合流する小学校でのトラブルを見てみましょう。
分かりやすいのがPTAの役員決めのシチュエーションです。働くママの心境としては“自分は仕事で忙しいから、専業主婦のママに役員を引き受けてほしい”。一方で専業主婦は、“専業だからって暇なわけじゃない。自分が働いているからって全部こっちに押し付けるの?”という言い分です。
これ、第三者からしてみればどちらもお互い思いやりに欠けていますよね。仕事が好きで働くママもいれば、できれば専業ママでいたいけどやむを得ず働くママもいる。逆に、本当は働きたいのに仕事が見つからない、旦那が反対しているなどの理由で専業主婦をしているママもいます。
うまく付き合えば心強い味方になるママ友。でも、ちょっとしたことがきっかけでトラブルになってしまうことも多いようです。幼稚園ママも保育園ママも、大切なのは相手との距離感や思いやりです。
参照/
日刊SPA「【幼稚園と保育園】こんなに違う地獄格差」
BRAVA「身近にひそんでいる?!保育園のワーママ友トラブル」
AllAbout newsdig「ワーキングマザーが、専業主婦に言ってはいけないNGフレーズ」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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