2017.07.16
経験者が伝える!『マタ旅』を満喫するための極意
マタニティ旅行、略して『マタ旅』。子どもが生まれると夫婦水いらずの旅行をすることなんてなかなかできませんから、マタ旅を満喫して子育てをがんばりたい!というママが多くなってきました。
筆者も妊娠8ヶ月頃に、新幹線で国内旅行のマタ旅をエンジョイした経験があります。そのときに思った、マタ旅の注意点や満喫するコツをご紹介します。
『マタ旅』で注意したいこと
妊娠中の旅行にはもちろん多少のリスクが伴います。筆者が主治医に相談したところ、「ダメではないけど、なにかあったら自己責任ですからね」と言われました。
もちろん悩みましたが、安定期の8ヶ月頃に国内旅行へ行くことを決意。『マタ旅』は、妊娠中期頃、国内の観光地や温泉などを選ぶ人が多いみたいですよ。
◎マタ旅の注意点
- 妊娠初期は流産、後期は破水の恐れがあるので避ける
- 車での移動はできるだけ6時間以内、2時間に1度は休憩する
- 飛行機での移動は出産直前を避け、血栓症予防に座席で下肢の運動をするなど注意する
- 船での移動は船酔いを増悪させるので、なるべく控える
- 高温のお湯には長くつからず、ぬるま湯でも長湯はしない
- 温泉では転倒に気を付け、肌が過敏になっている場合はシャワーで流す
- 予定を詰め込み過ぎず、余裕のあるスケジュールで
安心して『マタ旅』を楽しむために!
PHOTO/ Africa Studio/Shutterstock
筆者のマタ旅は、関西から新幹線で九州の温泉地へ行く旅でした。経験をもとに安全にマタ旅を楽しむポイントを紹介しますね。
ポイント1,産婦人科の有無を確認!
宿の近くに産婦人科があるかを確認しましょう。筆者の場合、幸い宿の近くにあったので、病院名と電話番号を控え、宿から観光地までの道筋にも産婦人科があるかをネットで調べてメモしておきました。
ポイント2,貸し切りのお風呂は必須!
貸し切りで入れる、または部屋にお風呂が付いている宿をチョイス。もし何かあった場合にパパに助けを求められるからです。また、大きなお腹を他人に見られることも少しためらいがあったので精神的にもおすすめ。
大浴場と比べると費用は高くなりますが、ここは奮発したほうがよさそうです。
ポイント3,マタニティパジャマがあると便利!
浴衣には大きなサイズがあるため、妊婦さんでも着用できる可能性が高いですが、やはり帯をお腹に巻くのは苦しいもの。旅行中は食べ過ぎてしまうこともありますからね(笑)。自宅で使っているマタニティパジャマを持参しておくと安心です。
ポイント4,立ち寄りたいお店は事前予約を!
筆者は、有名なロールケーキ屋さんがあってどうしてもゲットしたかったので、事前に予約しておきました。そのおかげで当日は待ち時間がなく購入することができました。
立ったまま長時間並ぶのは妊婦にとってはつらいので、予約ができるお店の場合は必ず事前予約しておきましょう。
何よりも大切なのは、ゆったり過ごすこと
PHOTO/ SunKids/Shutterstock
筆者はもともと1日に行きたい場所を行けるだけ詰め込む観光スタイルでしたが、マタ旅ではグッと我慢。妊婦に疲れは禁物なので、絶対に外せない観光スポットのみに絞って楽しむようにしました。
皆さんもマタ旅をする際は、時間にも体力にも余裕を持って楽しむようにしましょう♪
旅といえば、食も醍醐味の一つ。妊娠中は体重に気を付けていても、旅をするとたくさんの誘惑があってついつい食べ過ぎてしまいます。筆者も普段は我慢していたので、食欲が爆発気味でした(笑)。夜に食べ過ぎると苦しいので、気をつけてくださいね。
マタ旅でかけがえのない思い出作りを♪
マタ旅をして一番よかったなと思ったことは、やはりパパとの思い出作りができたことですね。子どもが生まれると、自分たちのペースで動けずゆったりと過ごす旅行なんてできません。
お腹が大きい写真もよい記念になりそう。「お腹の中にいたけど、一緒に旅行したんだよ」って子どもが成長してから話すのもおすすめ。
全員にマタ旅をおすすめするわけではありませんが、体調がよく安定している時期には考えてみてもいいのではないでしょうか? 必ず主治医に相談したうえで、事前準備を入念に行ったうえで安全に楽しんでいただければうれしいです。
TOP PHOTO/HTeam/Shutterstock
参照/
All About「妊娠中の旅行・マタ旅のおすすめ時期と注意点」
All About「マタニティ旅行」
ヨミドクター「妊娠中の旅行 大丈夫?」
Kayoko*
二児のママ。 大学では心理学を専攻。 卒業後はメーカーに勤務し、営業・商品企画を経験。結婚後は自宅にて小論文添削。現在はWEBライターとして活動中。 仕事・育児・趣味のディ...
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