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2016.10.20

実は大切なことがいっぱい!子どもだけで公園で遊ばせることのメリット

実は大切なことがいっぱい!子どもだけで公園で遊ばせることのメリット

“子どもだけが入れる公園”と聞いて、あなたはどう思いますか? 魅力的? それとも、危険そう?

実はドイツのベルリンにはそんな“大人立ち入り禁止”の公園があります。母親の手を離れて遊ぶ子どもたちは、何と木材で家や遊具を作ったり焚火を楽しんでいるとか。日本ではちょっとビックリするような光景がそこにはありました。

子どもだけの世界で『社会性』を身につける

子どもだけが入れる公園の名前は『kolle37(コレ37)』。“子どもたちが自由に遊び、同時に社会参加の方法を学べる場所”がコンセプトです。ここに来た子どもたちは、それぞれが自由にグループを作り、いろいろな遊びや制作活動、ときには焚火などをして過ごしています。

ここでは友達同士の関わり方はもちろん、協力して何かを作り上げたり、危険なことから身を守る方法を学んだりしながら自立心を促しているのです。

例えば、母親が近くにいるとどうしても“これをやったら危険かもしれない”ということから子どもを遠ざけたり、ハラハラして必要以上に関わってしまうことがありますよね。それがかえって子どもを危険にさらしてしまったり、どうして危険なのかを学ぶ機会をなくしてしまったりしているとも考えられます。

もちろん、現実的に考えて子どもだけでは危険なこともたくさんありますよね。公園には大人のスタッフが常時2名程いるので安全面には配慮されています。ただし、主な役割はあくまで“見守り”です。

子どもが何か作りたいと思っているときに、スムーズにいくように助言をしてあげたり、どうやったら危険なことが起きないかヒントを与えてあげたりしているそうです。

また、職員のお手伝いをすることでもらえる仮想通貨もあり、これを使って園内で作られているランチを購入することもできるそうです。“欲しいものを手に入れるにはどうすればいいのか”ということを考える機会も与えているんですね。

“一人で公園”は様子を見ながら判断

では、ここ日本で“一人で公園”に行かせてあげるのは何歳からなのでしょうか。これは、その公園がどんな場所にあるのか、人はどれくらいいるのか、車の通りが多いなど危険なポイントがないかなどによって異なってくるため、何歳といったようにはっきりとした答えはありません。

だからこそ、何歳を目安に1人で遊びに行かせて良いか迷っているママも多いのではないでしょうか。Yahoo知恵袋を見ても悩んでいる親はたくさんいるようですが、みなさんの体験からしても 幼稚園の年中~年長くらいになると1人で公園で遊ぶ子どももちらほら出てくるようです。

例えば、

  • 団地内などなら近くて知っている大人や子どもばかりなので幼稚園児くらいでもOK。
  • 上に兄や姉がいる子どもは、一緒に遊びに行くので子どもだけで公園にいく年齢も幼い。
  • 小学校に入ると、子ども同士で遊ぶ約束をして帰ってくるので。

などの声が上がっています。

その一方で「最近は殺人や変な事件が多いので、子どもが大きくなっても正直不安」という声もありました。

大人の目が行き届く場所で、危険な場所や道路などがない比較的安全な公園なら、周りの子どもたちの様子なども見ながら成長の度合いや環境に合わせて少しずつ子どもだけで遊ぶ練習をしてもいいのかもしれませんね。

子どもは“子どもだけ”のコミュニティで遊ぶことによって、たくさんのことを学びます。汚れを気にせずダイナミックに遊んでみたり、ときには友達とけんかもしながら社会性を身につけるのです。

いつまでも子どもを心配しすぎないで、ある程度大きくなったら自立の一歩と考えて1人で公園へ出かけさせることも大切です。そのためにも、子どもを安心して遊ばせられる公園や広場がもっと増えると良いですね。

参照/ Lifehacker「大人は立ち入り禁止!子どもだけが入れる秘密の公園「Kolle37」」
Yahoo知恵袋「子どもを1人で公園で遊ばせるのは何歳からですか?」
Yahoo知恵袋「近所の公園に何歳からひとりで行かせますか?」

mamaPRESS編集部

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mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...

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