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ママの希望になれ!レインボーベビーってご存知ですか?

ママの希望になれ!レインボーベビーってご存知ですか?

雨上がりの空に架かる虹を見ると「わぁ、きれい!」と思わず笑顔になるものです。虹には人を癒してくれる力があります。

赤ちゃんもたくさんの人の心を癒す存在ですが、中でも『レインボーベビー』と呼ばれる赤ちゃんは、あるママにとっては大きな希望と喜びを与えてくれるのです。

『レインボーベビー』とは?

『レインボーベビー』とは、流産や死産、または新生児や乳児の頃に亡くなってしまった赤ちゃんの後に生まれた赤ちゃんのことです。嵐が過ぎ去った後の空に架かる虹は、良い方向へ向かう希望を与えてくれます。

悲しい出来事を覆すことはできません。だからこそ『レインボーベビー』の誕生は、経験したママにとって希望であり大きな喜びを運んでくれるのです。

「妊娠出産が奇跡」なのは数字で見てもわかる

統計では、流産するのは全妊娠の15~20%、そのうちの98%が12週未満の初期流産です。初期流産の原因は染色体異常がほとんどで、不完全な受精卵が自然淘汰されると考えられています。
「自分のせいではないか」と落ち込むママもいますが、そんなことはないのです。

受精卵に異常が起こる確率はなんと45%! どんなに若くて健康なカップルであっても、30~40%は化学的流産が起こっていると言われます。

妊娠のチャンスは1ヶ月に1度の24時間以内、妊娠継続状態になる受精卵は約60%、出産に至る確率はさらに低くなります。「妊娠出産が奇跡」と言われるのは、実際に数字で見てもわかりますね。

計算上ではどんなに健康な女性でも6回の妊娠で1回は流産すると言われます。確率で言うならば、次の妊娠では流産する確率はグッと下がることになります。

どうか悲しまないで!レインボーベビーに会える日まで…

私には2歳の娘がおりますが、この子を授かるまでに3度の流産を経験しています。心音を確認できないままに流産したこともありました。出血があると気が気でなく、何もできないとわかっていても病院へと急ぎました。

心音が確認できた日、胎動を感じた日、無事に出産できた日…。今でも忘れません。妊婦健診で「大丈夫、元気に育っていますよ!」と医師に言われるたびに安堵したものです。

今、我が子を失った悲しみの中にいるママに私から伝えたいこと。どうか悲しまないでください。『レインボーベビー』はその悲しみを虹色に変える力を持っています。
いつまでも悲しみの中にいるよりも、いつか出会う『レインボーベビー』を思って、心身共に健康的な妊活に取り組んでいただきたい、妊娠できる力を信じていただきたい!

亡くなってしまった子、産まれた子、思いはそれぞれあるでしょうが、どの子であってもママの笑顔が好きだと思います。

『レインボーベビー』は決して亡くなった子に置き換えられる存在ではありませんが、悲しい経験をしたママにとって次の妊娠&出産への前向きなステップになればと、心から願っております。

参照/ The Bump「What is a Rainbow Baby」
妊娠しやすいカラダづくり「流産について正しく理解する」

津田マリリン

津田マリリン

1977年愛知県出身。アプリ開発の経験を活かし、All aboutのiPhoneアプリガイドとして執筆中。ママのためのスマホ&アプリ活用術をお伝えしていきたいです。心理カウンセラーの資格...

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