2018.11.30
【体験談】子どもが拾った木の実が『メルカリ』で即日完売!相場や売れるコツは?
この時期、子どもが公園に遊びに行くたびに拾ってくるドングリやマツボックリ。日々増え続ける木の実に困っているママも多いのでは?
我が家では昨年、息子が拾ってきたドングリを瓶に入れて飾ったものの、数か月後には瓶の中でカビが大発生して大惨事に…。
そして今年も息子が幼稚園の遠足でビニール袋いっぱいに拾ってきて、心の中では「こんなにいらないよ~」と叫びつつも、満足気な息子の顔を見ると捨てるわけにもいかず、どうしたものかと困り果てていました。
そんな折、思いついたのが『メルカリ』。息子がお店屋さんごっこを好きなのを良いことに「せっかくたくさん拾ってきたから、お店に出してみる?」と聞いてみたところ、息子も目を輝かせて「やる!」と快諾!
そこでさっそく子どものお店屋さん体験を兼ねて出品してみたところ、なんと即日完売したのです!
今回は我が家の実体験を踏まえて、出品までの準備や相場、売れるコツをご紹介します!
道に落ちている木の実がメルカリで売れる!
ドングリを買うってどういうこと!?と不思議に思う方も多いかと思いますが、実はドングリやマツボックリなどの木の実は、ハンドメイド作品や子どもの工作用に一定の需要があるんです!
とくに今の時期なら、クリスマスの飾りやリース作りなどで木の実を必要としている人が多いよう。まさに今は一年の中でも売りやすい時期といえそうです。
実際にメルカリを見てみると、ドングリは100個前後で500~1,000円、マツボックリなら10個前後で500~1,000円、サイズや数によっては1,000円以上の値段で出品されて売れているんですよ。
また、長さが10cm以上あるような“大きなマツボックリ”などちょっとレアなものだと1つで450円の値段で売れているものも! これはちょっと驚きです。
出品前にしっかり下準備を!
自分もさっそく出品してみよう!と思ったママもきっといるはず。でも、ただ拾ってきたものをそのまま出品するのはおすすめしません。
我が家もまず行ったのは“選別作業”。割れているものや欠けているものは見た目も美しくないうえに虫が中に潜んでいるリスクも高いもの。
息子にも「壊れている商品はお客さん買いたくないよね? だから、ヒビや割れがあるものは取り除こうね」と説明しながらひとつひとつ丁寧に選別し、さらにドングリは水に浮かべて浮いてきたものを取り除きました。水に浮くドングリは、虫食いのリスクが高いようです。
選別したら、ぜひ木の実を種類別に分けて、図鑑などを見ながら品種を調べてみましょう。実際SOLD OUTしている商品を見る限り、同じどんぐりでも、『クヌギドングリ』や『コナラ』など、種類まで詳しく掲載されているほうが売れやすい傾向にありました。
これは息子にとっても、同じドングリでもいろいろな種類があって、それぞれ形や大きさに特徴があることを知る良い勉強になりました。
そのあとは、種類ごとに数をカウントしましょう。どの種類が何個あるかは、商品のセット内容や値段をつけるうえでも需要なポイントになります。
数を数える作業は子どもでもできるので、ぜひ子ども主体で責任持って数えてもらいましょう! 数が多い場合は10個ずつに寄り分けてカウントすると、あとから数え直すときもラクだよね、などと数え方のコツなども一緒に教えると良いと思います。
我が家の場合、選別してカウントした結果、3種類のドングリが併せて100個弱、小サイズのマツボックリが10個弱。
珍しい品種やサイズで訴求できない場合、ドングリなら100個以上、マツボックリなら10個はないと売れなさそうだったので、すべて合わせた計100個ほどのミックス商品(木の実詰め合わせ)とすることにしました。
虫対策は必須!
先ほどもちょっと触れましたが、拾ってきたままの状態の木の実には虫がいる可能性も。きちんと対策するには、割れや欠けのある木の実を除くほか、しっかりと下処理をする必要があります。
下処理には煮沸や冷凍、レンジなどさまざまな方法があり、正直かなり時間も手間もかかって面倒なのなのですが、実際SOLD OUTしている商品のほとんどはなんらかの方法で虫対策済みのものばかり。
商品名や本文でも下処理済みであることが強調して明記されていることを考えても、このひと手間は売れるポイントのひとつといえそうです。
ドングリの下処理として代表的なのが煮沸。沸騰したお湯に5~10分ほどグラグラと掛けて、風通しの良い場所で数日しっかり乾燥させる方法です。
マツボックリも同様に煮沸する方法が定番ですが、このほか酢水(バケツ1杯に対して酢200ml)に30~60分ほど浸すという方法も。こちらもしっかりと乾燥させるようにします。
マツボックリは煮沸すると鍋に松ヤニがかなり出るようだったので、我が家の場合ドングリは煮沸するものの、マツボックリは酢水で下処理することにしました。
mamaPRESS編集部
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