2019.06.24
【写真で解説】離乳食中期(7~8ヶ月)への移行はいつから?量の目安は?
離乳食をスタートして2ヶ月くらい経つと、今度は“中期”に移行する頃。でも、この頃の赤ちゃんはまだあまり量を食べられないという子もいて、いつから移行して良いのか迷ってしまうママも多いのではないでしょうか。
中期への移行の目安や食事1回の量などの基本情報を、mamaPRESS読者の先輩ママたちによる『#ママプ離乳食』の投稿を参考にしながら見てみましょう。
中期への移行目安は、口を閉じて上手に飲み込めるようになってから
離乳食中期へ移行するタイミングの目安は、初期の離乳食が上手に口を閉じて飲み込めるようになってからです。
スタートから2ヶ月ほど経過してペースト状のものを上手に飲み込めるようになり、2回食のリズムが整っていて食べる量も徐々に増えてきていればOKと考えて良いでしょう。
離乳食中期も2回食が基本。3~4時間ほど間隔を開けて、できるだけ毎日同じ時間に与えるのが理想とされています。
食べさせるときは、顎や舌に力が入るようにしっかり安定した状態で座らせ、赤ちゃんのペースに合わせて口に運んであげるようにしましょう。
離乳食中期の進め方ポイント1:徐々に固さをプラスしていく
この頃は通称“もぐもぐ期”とも呼ばれ、舌で潰して食べるトレーニングをする時期です。火を通した食材の固さの目安は豆腐くらい。お粥は10倍粥から7倍粥へと変わります。
とは言っても、いきなりガラリと固さを変えるというのではなく、離乳食初期のすりつぶした食事にみじん切り食材を混ぜたり、おかゆもまずは9倍、8倍…といった感じで徐々に固さをプラスしながら慣れさせていきましょう。
離乳食中期の進め方ポイント2:量だけでなく種類も増やす
色々なものが食べられるようになってくる離乳食中期。量だけでなく、色々な舌触りや味を楽しめるよう食材の種類も増やすように心がけましょう。
1回あたりの食事量は、
- 7倍粥などの炭水化物50~80g
- 野菜や果物などのビタミン・ミネラル20~30g
- 肉や卵などのたんぱく質10~70g(魚や肉なら10~15g、豆腐は30~40g、卵は卵黄1個~全卵1/3個分、乳製品は50~70g)
が目安。2回目の食事もこれと同量でOKです。
たんぱく質の豊富な食品と野菜を上手に組み合わせ、栄養バランスが偏らないよう工夫すると良いでしょう。
『#ママプ離乳食』より先輩ママたちの離乳食をチェック!
ここからは、実際に先輩ママたちが作った離乳食を写真付きでご紹介! 具体的に何を作って良いか、食材をどう組み合わせるのが良いのか、悩んでいるママは必見ですよ。
チキンでトマトリゾット
この頃になるとササミなどのお肉も食べられるようになります。大人が食べてもおいしそうなリゾットですね!
納豆もOKに!
離乳食中期になると納豆もOK! ペースト状にするか細かく刻んだらサッと加熱して与えるようにします。こんな風にお粥に乗せると食べやすそうですね。
だし汁を活かして味に変化を
この時期にはまだ調味料での味付けはしません。脂質の多い食材や味の濃い食材も避けなくてはならないので、赤ちゃんもだんだん味に飽きてきそうですが、同じ食材でもだし汁やベビーフードのソースなどを活用すれば味に変化が出ますよ♪
BFも賢く利用
あれもこれも作るのはちょっと大変…というママは、色んな具材を混ぜたスープやお粥がおすすめ。1品で色んな食材や栄養が摂れます。
市販のベビーフードにも具材入りのレトルト粥などが種類豊富に売られています。栄養バランスが気になるときは、こういったものを上手に活用するのも手です。
離乳食初期から中期に移行するこの頃は、食べムラや小食に悩んだり、逆にたくさん欲しがって悩んだりと赤ちゃんによってかなり個人差があるものです。つい他の子と比べてしまいますが、あまり気にせず赤ちゃんとママのペースで進めてくださいね。
Instagramの『#ママプ離乳食』でも、先輩ママたちの参考になる離乳食がたくさん投稿されています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
PHOTO/goodluz/shutterstock
参照/
たまひよ「7、8ヶ月ごろの離乳食(中期)の進め方!おすすめのレシピは?」
わこちゃんカフェ「離乳食の進め方(7、8か月頃)」
キューピー「教えて!離乳食のコツ」
クックパッドニュース「離乳食の移行期をスムーズに進めるテクニック」
アサヒント!「離乳食中期の進め方とは?簡単に離乳食をつくる方法やレシピも紹介」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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