2016.12.21
パパをうまくマネジメントしよう!夫婦の家事分担問題を解決するヒント
赤ちゃんが生まれると、ママは大忙し。産休や育休で休みをもらっている間はともかく、共働きの場合はパパの手も借りたいものです。ですが、「私の旦那さまはほとんど家事に見向きもしない…」という人も多いはず…。ならば、ママがおうちのマネージャーになって、うまく舵取りしてみませんか?
手伝ってくれるのはありがたいけどイライラ増長!?この原因とは…?
たまの休日にパパが自分から「今日は子どもと外で遊んでくるよ」と言ってくれて一安心…と思いきや、数時間で帰ってきてしまい、“結局自分の時間を作るどころか家事をしただけで終わってしまった!”なんて経験はありませんか?
家事を手伝ってくれても、きれいにできていなくてイライラしてしまう、かといって目の前でやり直すとパパの機嫌を損ねる…などなど、難しい場面も多々ありますよね。こういったことが起こる背景には、パパが家事に不慣れなことのほかに“全体を把握できないから”という原因が隠れています。
たとえば、パパに料理をお願いすると、一つ一つの工程にこだわって時間がかかってしまうことがありますよね。“食事を済ませたら〇時には子どもを寝かせて…”とあらかじめプランを組んでいたママからすると、これがイライラの原因になってしまうのです。
でも、パパにはママがそんなプランを立てていることなど知る由もありません。だからこそ、ママが上手にマネジメントする必要があるのです。
作業分担ボードと日程把握がマネジメントの鍵!
ゴミ捨て担当はパパ!という風に、毎回同じ役割を割り振ってしまうと、できなかったときに衝突してしまいます。そのため、「〇日はママが早出だから、パパが子どもの送迎をしてね」という風に、スケジュールに合わせてマネジメントすることが大切です。
食事の準備をお願いすると手間取るなら、子どもの寝かしつけ担当をママ、食後の片付けはパパ、といった形で臨機応変に対応するのもいいでしょう。洗濯物を畳むのはパパの方がキレイだけれど時間がかかるということもあるので、得意不得意なジャンルをママが把握して“時間の取れる土日はパパにお洗濯を頼む”など、分類していくのもおすすめです。
作業分担を決めたら、ホワイトボードやカレンダーに記載して、お互いの役割を把握できるようにしましょう。できたらボードに〇を入れる、磁石を置くというのも、視覚的にわかりやすくなるので◎。
メールや電話で「今日は飲み会だから…」と急に予定を伝えられると、ママが考えていたプランが崩れてケンカになってしまうので、ボードやカレンダーに書く暇も取れないという場合には、スマホアプリを活用してスケジュールを共有するのもおすすめです。
共働き家庭の家事負担の“モヤモヤ”、今年こそ解消してみない?
作業時間を把握しプランニングができるママとは対照的に、一つ一つの作業に集中してしまうパパ。日頃から家事を行っている経験値の差もありますし、ママの考えているプランがパパにうまく伝わっていないことも原因のひとつです。
こういったところが、家事分担をしているはずなのに“モヤモヤ”する原因。パパの得意不得意なジャンルを把握して、ママがきちんとマネジメントすれば、こういった“モヤモヤ”を解消できますよ。
「ママのために」と苦手な家事にも取り組んでくれるのはありがたいものの、ちっとも負担が減っている気がしない…。そんなときはママがきちんと舵取りして、家族みんなが快適に過ごせるよう工夫をしましょう。
口頭で伝えるだけでなく、ボードやカレンダーを使って視覚的にわかりやすくするとパパも分担を理解しやすいので、今年から一緒に試してみませんか?
参照/
ベビータウン「育児と家事についてのパパとママの見解」
gooベビー「パパの家事・育児参加どれくらい?」
ベビータウン「家事・育児の分担とママの時間」
BRAVA(ブラーバ)「パパも家事分担をしているはずなのに、なぜかママの負担感が減らない!?」
PRESIDENT Online「「家事分担」で衝突してしまう4つのケース」