2015.10.05
情報収集とママ友がカギ!『保活』を成功させるためのポイント
職場復帰したいというママが必ず乗り越えなくてはいけない“保育園探し”、いわゆる『保活』。
ママになっても働くケースが多くなっている今日、子どもの保育園選びは、かなりの激戦になっており、園によっては募集人数の2〜3倍の出願数という場合もあります。
4月の入園に関する情報や資料が11月に開示、配布される地域も多いので、入園希望者は事前に調べておくといいようです。そんな『保活』は、経験者ママからの情報と綿密な計画次第で、入園が左右されると言われています。
もう一度おさらい! 『保活』とは?
『保活』とは職場復帰する予定のママが【保育園の情報入手&見学 → 区市町村へ入園申請 → 入園決定】までの一連の流れのことを指します。保育園にはタイミング良く、空き人数があれば、随時入園もできますが、大半の入園希望ママは翌年の春あたりの入園となります。
現在、子どもを出産しても働くママが増えているにも関わらず、保育園の数や保育士の数が不足している問題もあります。都市部などの地域によっては子どもを保育園に入れたくても入れないという“待機児童”が出てしまうケースもあります。
『保活』経験者が実際にしたこと まとめ
ママが本格的に保活をしたいなら、経験者ママが保活中に行ったことをチェックすることをお勧めします。経験者の情報は保活ママにとっては貴重ですよ!
●経験者ママが行った『保活』
- 妊娠中から地域の保育園情報や子育て情報を入手
- 役所へ出向き、希望園の空き状況をこまめに確認 →「保育園に入れないと困る」と言った態度をやんわりとアピール
- 同じような育休中の地元のママ友と交流し、公にされていない“裏”情報交換
- 積極的に園の見学へ出かけ、園長先生などのお話を直接聞く
- 希望園の定員など募集要項も細かくチェック
- 自宅から検討している園までの所要時間を計り、頭の中でシミュレーションする
- 教育方針など気に入った園があれば、即予約
無事入園できたママたちは、保活には受験勉強や就活と同じように前もって、適切な計画を立てて、行動することが“先決”という意見も多数挙がっています。
入園を左右する『指数』の項目も忘れずに確認を
育休ママでも求職中ママでも入園の申し込みはできます。人気のある認可園は募集定員に対し、希望者が上回った場合は“公平性”を保つため、募集窓口の自治体は入園条件になる項目を設け、保育指数と調整指数に2つの指数に分けて点数制で入園を判断し、選考します。
【参考】文京区 保育園の選考方法について →詳しくはこちら
※自治体によって内容が違うので、お住まいの区市町村の保育関連のHPをご確認下さい。
指数の内容としては実家のサポート状態、ママの週の労働時間、仕事内容、年収などです。実家が近い場合、ママ(パパ)の親が65歳未満だと状況により保育できるとみなされて優先順位が下がる可能性もあります。
また、よく、入園が有利になるように“ウソ”を記載して入園申し込みをするという話もよくありますが、明らかになる可能性も高いので避けましょう。
いかがでしたか?
妊娠中の身重な身体のプレママや小さい子どもを抱えるママの保活は負担になることもあります。しかし、経験者やママ友などのネットワークで保活対策をしっかり行えば、きっと子どもに合った保育園にご縁があるはずです。早めの情報収集と行動力で乗り切ってくださいね!
PHOTO/swambo
参考文献/保育園を考える親の会 (編集)
主婦と生活社 「保活から園生活まですべてがわかる はじめての保育園」
参照/
コトバンク「保活(ほかつ)とは」
こそだてハック「保活とは?いつから何をするの?保育園に入るためにできること」
マイナビウーマン「実際、保活どうだった? 保育園に入るためにするべきことは『妊娠中の保育園まわり』『役所への相談』」
MARCH「【働きたいのに働けないママへ】保育園入園のコツと申請準備 」
たかるみ
中学生の娘と小学生の息子を持つ二児のアラフォーママ。短大卒業後、某メーカー勤務を経て 、結婚。出産後は園や学校の役員委員で「文書を作成する」奥深さを実感し、ライターの仕...
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