2019.03.28
見るだけじゃもったいない!春の風物詩『桜』を五感で楽しむ方法
春を表すものの代名詞と言えば『桜』。その美しく咲く姿に思わずうっとりと見とれてしまいますが、実は桜には見るだけではもったいないというほどさまざまなパワーが秘められています。
この春を思いっきり満喫するために、目から鱗の桜情報をお届けします!
桜の香りにはどんな効果があるの?
桜の香りと聞いて思い浮かべるのが、あの上品なふんわりとした雰囲気の何とも言えない良い香り。でも実は、桜の花そのものにはあまり匂いがないってご存知でしたか?
桜餅や桜茶などでおなじみのあの香りの正体は『クマリン』と呼ばれる物質で、桜の花や葉を塩漬けにすることで生成されるのだそう。
この『クマリン』には、抗菌・リラックス・鎮静・咳止め・二日酔い防止などたくさんの嬉しい効果が知られています。桜の香りで気分を落ち着けることはストレスによる食べ過ぎ予防にもなるので、ダイエット効果にも注目されているんですよ。
桜に秘められた栄養って?
実は、桜の嬉しい効果は香りだけではありません。女性にとっての敵である“老化”を進める原因となるものに『糖化』という現象があるのですが、桜の花びらのエキスにはこの糖化を防ぐ働きが!
さらに、コラーゲンやエラスチンなど、お肌にハリや弾力を与える成分の生成を促す働きも期待できるそう。まさに、シワやたるみなどの肌トラブルに悩む女性にうってつけなのです。
食卓を彩る!桜の塩漬けの効能と作り方
桜の栄養分を最大限吸収するには、花びらや葉を“塩漬け”にしていただくのがおすすめ。桜茶や桜ごはん、シュウマイに混ぜるなどしてアレンジすれば食卓が一気に華やかな雰囲気になりますよ!
ちなみに、桜の塩漬けを手づくりする場合、花びらの品種は形・色・香りの良い『八重桜』、葉っぱなら香りが甘く、柔らかくて食べやすい『大島桜』がおすすめです。それぞれの塩漬けの作り方はこちらのレシピを参考にしてみてくださいね。
桜の塩漬け
塩抜きして水分を抜いた桜の花に、酢やレモン汁をかけて色よく仕上げます。
詳しいレシピはこちら
桜の葉っぱの塩漬け
出典:楽天レシピ@はるかサン
やわらかい若い葉を使用し、しっかり塩漬けして作ります。
詳しいレシピはこちら
目で、鼻で、舌でと3度も楽しめる桜の花。そろそろお花見シーズンですが、今年は五感をフルに使って桜を楽しんでみてはいかがですか?
TOP PHOTO/optimarc/shutterstock
参照/
STUDY HACKER「お花見は楽しいだけじゃない! 満開の桜が心と体に与える、偉大なパワーについて。」
からだカルテ「春が来る!桜の香りでリラックス。香りとダイエットについて」
食育ずかん「女性に嬉しい「桜の花」の効果とは?」
Doctors Me「桜は見て良し、食べても良し!桜の塩漬けの効能と簡単レシピ《栄養士解説》」
わかさ生活「桜の花エキス」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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