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ビューティー

2017.03.19

どう使い分ける?各オイルの特性や効果を総まとめ

オイルごとの効果の違いは?

オイルの効果

さきほど挙げた、亜麻仁油やえごま油などのオメガ3系は、酸化しやすいという特徴も併せ持っています。つまり、加熱すると酸化を進めてしまう可能性があるため、基本的には生で摂るのがベスト。

反対に酸化しにくいオメガ9系は加熱しても大丈夫なので、調理にも使いやすいという特徴があります。ここでは、こういったオイルの特性を生かした、上手な組み合わせ方法をご紹介します。

美肌キープには『麻仁油』と『アーモンドオイル』

亜麻仁油とアーモンドオイルは、ビタミンEが豊富に含まれていることが特徴。ビタミンEは別名『抗酸化ビタミン』を呼ばれていて、美肌をキープしたい人にもおすすめです。血行促進効果もあるため、体を温めてくれる生姜と組み合わせるのも◎。

ビタミンAやビタミンCと組み合わせると、さらに抗酸化力を高めてくれるのでサラダのドレッシングに使うのもいいですよ!

亜麻仁油は酸化しやすい特性があるので、生のまま。アーモンドオイルは加熱して使えるので、料理に合わせて使い分けるといいでしょう。

同じく、抗酸化作用のあるトコトリエノールを豊富に含むのが、米ぬかオイル。こちらは私も使用していますが、オリーブオイルのような独特な風味がなく、さっぱりしていて使いやすいのがうれしいところ。ナッツ系のオイルが苦手という人は、米ぬかオイルをぜひ使ってみてください♪

美髪・美爪には『オリーブオイル』

オリーブオイルは髪や爪をきれいに保ってくれる、ビタミンAがたくさん! βカロテンを含むホウレン草や卵と一緒に摂るのがおすすめです。サラダやおひたしなどで食べてみてはいかがでしょう。

代謝アップにおすすめな『ココナッツオイル』

ダイエット中は“脂質は敵!”と思われがちですが、良質な油を摂ることを心がければ脂質だって怖くありません。

ココナッツオイルは、体のエネルギーとして利用されやすい脂肪で、糖質の代謝を促すビタミンB1とナイアシンを一緒に摂ると、代謝アップにつながります。

ビタミンB1は豚肉、レバー、豆類、ナイアシンはレバー、魚、肉などに多く含まれているので、ココナッツオイルで魚や肉をソテーしてみるのも◎。

油は女性の強い味方!?

油はダイエットの敵と思われがちですが、厚生労働省の定める日本人の食事摂取基準では、現代の健康な日本人女性は1日のエネルギーのうち約30%を脂質で摂るのがよいといわれています。

大切なのは、油の質。以前もmamaPRESSでは『食べるコスメオイル』や『マカダミアナッツオイル』などでご紹介したことがありますが、良質なオイルを摂れば、肌や髪に磨きがかかり、血管が強くなったり女性ホルモンが整ったりといったメリットもあるんです。

反対に避けたい油は『トランス脂肪酸』。これは、アレルギーやがん、糖尿病といった疾患との関係が懸念されており、マーガリンやショートニング、植物油などに含まれています。マーガリンは溶けやすいし使い勝手がよい食材ですが、できるだけバターを使うことをおすすめします。

また、市販のお菓子に頼りすぎないようにするなど、トランス脂肪酸を摂りすぎないよう工夫しましょう。よい脂質を摂って、さらに美しいママになってみませんか?

PHOTO/Valentyn Volkov/Shutterstock
参照/ オーガニック&無添加魂の商材屋「アレルギーなど現代病の原因は食用油にもあった!」
グリコ「ビタミンB1 | ビタミン | 栄養成分百科」
グリコ「ナイアシン | ビタミン | 栄養成分百科」

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むーみん

むーみん

就学時、教育学・看護学・介護・小児栄養・公衆衛生・児童福祉・カウンセリングなどの専門教科を学ぶ。ママになったあとは、これらの専門知識と育児経験を活かし、ライターの道へ...

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