2017.01.15
これってもしかして…?知っておきたい『妊娠超初期』の症状
生理予定日の前に何かしらの妊娠の兆候が現れることを『妊娠超初期の症状』と呼びます。一般的には生理予定日を過ぎてから妊娠検査薬で陽性反応が出て妊娠に初めて気づくママが多いのですが、人によってはこの妊娠超初期に体調の変化に気づく場合も。では、どんな症状があらわれるのかをみてみましょう。
『妊娠超初期』は妊娠0~3週頃
まず基本的なこと、妊娠周期の数え方について確認しておきましょう。妊娠周期の最初の日、0週0日(0w0d)は“最終月経の初日”です。つまり、生理2日目が0週1日という計算方法になります。
そして妊娠2週目に排卵が起きてこのタイミングで受精が起こりその後6日ほどかけて子宮へ到着し、子宮内膜に接着。更に6~7日かけて 内膜へ侵入したのちに『着床完了』となります。
ちなみに、市販の『妊娠検査薬』で判定が可能なのは“早くて月経予定日の1週間後”なので、もし妊娠していても妊娠超初期の段階では検査薬を使ったとしても基本的には陽性反応は出ないでしょう。
眠気、体のだるさ…症状はさまざま
それでは、実際に妊娠超初期に感じられる症状の例を挙げてみます。
- 腰痛や下腹部の痛み、頭痛など
- 便秘や下痢症状
- トイレが近くなる
- 強い眠気や体のだるさ、喉の渇きを感じる
- 匂いに敏感になる
- 乳房の張りや痛み
- 少量の出血がある(着床出血)
- なんとなくイライラする
- 風邪によく似た症状が現れる
すでにお気付きの方もいると思いますが生理前に起こる“月経前症候群”と非常によく似ているのが特徴です。それなので、“ああ、いつもの不快な症状かな”と思っていたら、実は妊娠していたということも珍しくないようです。
実際に、妊娠超初期症状を経験した先輩ママの体験談にはこんな声が上がっていました。
- 生理予定日の2週間前あたりに風邪の初期症状のような感じがあり、1週間前には子宮のちくちくする痛みと茶色のおりものがあった。
- 生理予定日1週間前から強い眠気を感じて生理予定日3日前には胸の張りと下腹部痛があったので検査薬を試したらうっすらと陽性反応が出た。
- いつものように生理前の頭痛・下腹部痛・イライラやおりものの増加を感じていたが、数日たっても生理が来ないので検査薬を使ったら陽性だった。
症状の表れ方は人によってまちまちですが、何かしらの変化を感じて検査薬を使ったらビンゴだったというパターンが多いようですね。
妊娠超初期症状の表れ方は本当に人それぞれです。顕著に現われる人もいれば、まったく何の症状もないまま気付かずに過ごしたという人もいます。
ただ、赤ちゃんにとっても大切な時期なので、妊娠の可能性がある場合にはママも無理をせずゆっくりした気持ちで過ごしてくださいね。
参照/
赤すぐnet「妊娠超初期(妊娠1ヶ月)」
ヘルスケア大学「いつから反応が出る?妊娠検査薬が使える時期」
たまひよnet「妊娠超初期 妊娠0~3週頃の基本情報まとめ」
ヘルスケア大学「生理予定日前にあらわれる妊娠超初期症状と身体の変化」
eにんしん「妊娠超初期症状 体験談」
mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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