家事に育児に多忙なママに増える悩みの種！『頭痛』対策まとめ

家事や育児をしていると突然襲う頭痛。産後いきなり始まったママや、その前から長年悩まされている人も多いとよく聞きます。特に長年の頭痛持ちだと変に慣れてしまい、始まったらすぐに市販薬に頼る人も多いそうです。

しかしその頭痛薬が効いているうちは良いですが、何度も飲んでいるうちに効かなくなってしまうこともあります。それに比例して痛みもひどくなるともう市販薬ではお手上げです。頭痛持ちなら、そうなる前に対処しておきたいですよね。

あなたは軽度？　それとも重度？　頭痛チェックリスト

頭痛持ちでも軽度から重度まで、症状によって段階が大きく分かれています。

• 家事や育児ができないくらい痛い
• 月に２回以上の強い頭痛がある
• アロディニアの症状が出ている

以上の項目にチェックが多く、生活に支障をきたすような頭痛は要注意です。すぐに脳外科を受診してください。

なお、このアロディニアとは重度の片頭痛になると起こる症状で、本来なら痛みを伴わない刺激に対して、ピリピリとした痛みを感じるのが特徴です。

頭痛の前後に起こり「髪を触ったとき」「眼鏡をかけたとき」「メイクをしたとき」「コンタクトレンズを入れたとき」「ピアスやネックレスなどのアクセサリーをつけたとき」に感じやすいと言われています。

3項目の中で一つでも当てはまる場合は、頭痛専門外来、神経内科、脳外科などの医療機関を受診しましょう。頭痛の『予防薬』が適用になるケースがあります。

『予防薬』と毎日の生活でできる予防方法

上記で紹介した症状のほか、市販の痛み止めが効かなくなった場合も、医療機関を受診しましょう。予防薬の種類は多数ありますので、症状や生活環境を医師に詳しく説明する必要があります。そのため「頭痛日記・メモ」をつけるのをオススメします。頭痛が起きた日程とそのときの生活状況や精神状態など、できるだけ詳しく記録しておきます。

また、頭痛には必ず原因があると言われています。基本的に規則正しい生活をして、ストレスをためないよう心がける、十分な睡眠をとってしっかり体を休めることが第一です。

今はまったくない人でも、いつ襲ってくるかわからない頭痛。そのほとんどが、ストレスが原因だと言われています。最悪の場合は大病が潜んでいるケースもあります。あまりにもひどい頭痛だったり、少しでも体に異変を感じたら、迷わず医療機関に相談しましょう。

毎日の家事に育児に、仕事があるなら尚更、ママの体は自分が思っている以上に疲労しています。絶対に無理はせず、心も体も健康を心がけましょう。

参照／ためしてガッテン