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夫婦

2017.01.28

夫が避妊をしてくれないのは『性的DV』!?妻が知っておきたい避妊方法

夫が避妊をしてくれないのは『性的DV』!?妻が知っておきたい避妊方法

自分は子どもを望んでいないのに夫が夫婦生活で避妊をしてくれない。そんな悩みを耳にすることがあります。当然、避妊をしていないということは想定外の妊娠というリスクがつきもの。妊娠を希望しない女性は大きな不安を覚えますよね。

実は、夫婦間であっても妻が避妊を希望しているのにも関わらず、夫がそれを拒否するのは『性的DV』にあたるとされています。妻側でできる避妊対策にはどのようなものがあるのでしょうか?

避妊は嫌!でもSEXはしたい!身勝手な夫の実態

夫の避妊拒否に悩む妻の相談がインターネット掲示板にあったので2例ほどご紹介します。

ケースその1:離婚をほのめかす夫

1人目を出産直後、“2人目はすぐには考えられない”と夫婦で意見が一致していたにもかかわらず夫婦生活で避妊しなかった夫に、妻は不信感を抱いていました。自分がピルを飲むことを提案するも、夫は否定的。

コンドームの着用を条件としての夫婦生活を妻は希望していますが、夫は“夫婦なのに避妊するのはおかしい”という考えで、結局そのまま1年以上夫婦生活はなしの状態が続いています。

挙句の果てに、夫から“夫婦生活がないのは離婚の原因になる”と脅しのような言葉をかけられる始末です。妻は内緒でピルを服用することを検討しつつも、あまり気が進まない様子です。

ケースその2:4人目妊娠を素直に喜べない妻

すでに3人の子どもがいるママ。夫はもともと“子どもがたくさん欲しい”という考えのため避妊には消極的でした。そして、予期せず4人目を妊娠。もともと妊娠を望んでいなかったこともあり、徐々にイライラが募って子どもにも当たり散らしてしまうように…。

ただし、堕胎という選択肢はなく授かった命は産んであげたいという想いも。でも、正直不安な気持ちが大きく素直に喜べない自分に悩んでいます。

どちらの相談にもたくさんのレスが寄せられていましたが、避妊しない夫を身勝手だと批判するのと同じくらい“妻の自己防衛の甘さ”を指摘する声が多かったのが印象的でした。

もちろん、子どもを望まないのであれば夫婦できちんと話し合ってお互いに避妊をしっかり意識することが一番大切なことです。しかし、夫が思うように応じてくれないという事情があれば、妻も“自分で身を守る”避妊方法を把握しておいたほうが良いかもしれませんね。

自分の意思で避妊をしよう!コンドーム以外の避妊方法

避妊の方法は男性側にコンドームを付けてもらうだけではありません。女性側が自分で自分の身を守る方法もいくつかあります。それぞれのメリット・デメリットとともにご紹介します。

『低用量ピル』

メリット:ほぼ100%の高い避妊効果が得られる!

きちんと毎日飲み続けることによって、100%に近い確率で避妊できます。コンドームを正しく使用した場合の避妊率は98%ほどとされていますが、外れてしまったり破れてしまったりといったリスクもあるので、比較しても圧倒的に避妊の成功率は高いと考えられますね。(ただし、性感染症の予防効果はピルにはないので、コンドームと併用する方法がより安全です)

デメリット:人によっては体調不良を感じるケースも

デメリットとしてむくみや頭痛などの副作用を感じる人も中にはいますが、気を付けたいのが喫煙による血栓症です。

ピルを服用すると血栓症になるリスクが通常に比べてわずかにあがりますが、タバコを吸うことで血液の流れが悪くなりこのリスクを更に高めてしまうことになります。ピルを服用する場合には禁煙するのが安全といえます。

『アフターピル』

メリット:想定外の事態にも対応できる

避妊に失敗した場合や、犯罪などに巻き込まれてしまった場合に、72時間以内に服用することで高い確率で妊娠を防ぐことができます。万が一避妊が失敗したときの緊急手段として大変効果的です。

デメリット:緊急時に手に入らない場合もある

72時間を経過してしまうと薬の効果が激減するため、週末や連休中など処方してもらえる病院が空いていないときには手に入らないというデメリットも。

『避妊リング』

メリット:効果が長期間持続する

女性の体内に直接装着することで、避妊効果を発揮。出産を経験した女性であればそれほど強い痛みを感じることなく挿入できます。メリットは一度装着すれば効果が長期間(3~5年)持続すること。

1年に一度のペースで定期的に診察を受ければOKなので負担も軽く済みます。また、装着期間中は月経量が減るので生理中の負担が軽減されるうえに、子宮内膜症や子宮体がんの予防効果も期待できます。妊娠を希望する場合には取り外してもらえばOKです。

デメリット:装着中に不快感がある場合も

角度や子宮の形などによって、多少の不快や痛みを感じる場合もあります。

望まない妊娠によって精神的にも身体的にも大きな負担がかかるのはとてもつらいことです。家族計画はこちらの過去記事もぜひ読んで、結婚後の避妊についてしっかり向き合うきっかけを作ってみてくださいね。

▼関連記事
『避妊』どうしてる? パパに知ってもらいたいコンドームとピルのこと
家族計画を立てて、夫婦間の避妊をしっかり考えよう!

参照/ AllAbout暮らし「妻の避妊を考えていますか」
日刊アメーバニュース「これって性的DV? 避妊協力してくれない夫を説得する方法」
教えて!goo「避妊してくれない旦那」
読売オンライン 発言小町「4人目を妊娠。素直に喜べません」

mamaPRESS編集部

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mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...

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