2014.02.27
1人1泊千円!?『ドナルド・マクドナルド・ハウス』ってどんな施設?<前編>
「病気の子どもと家族のための
第二のわが家」がコンセプト!
宿泊型支援ハウスを紹介♪
★意外と知られていない
★宿泊型の支援施設『ドナルド・
★マクドナルド・ハウス』
★利用できるのは
★病気の子どもとその家族
★病院の近くにあり、
★破格の宿泊料金で支援!
★寄付とボランティアによって
★実現する愛情いっぱいの
★ハウスでした!
広い部屋にバス・トイレ付きで
千円で泊まれる場所それは…
1泊(1人)たったの1,000円で宿泊できる『ドナルド・マクドナルド・ハウス』をご存知ですか? みなさんの中には「たしか、マクドナルドのレジ前に“ドナルド・マクドナルド・ハウス募金”って募金箱があったような…」とピンと来た方もいるかも。でも、まだまだその存在を知られていないのが現実なんです。
そこで、ママたちにぜひ知ってほしいハウスを取材してきました。その模様を前後編でたっぷりお伝えします。
今回、『ドナルド・マクドナルド・ハウス』を案内してくださたったのは、ハウスマネージャーの峯田洋一さん。
前編では、『ドナルド・マクドナルド・ハウス』とはどういった施設なのかをご紹介します!
『ドナルド・マクドナルド・
ハウス』はどんな所なの?
ハウスの特徴は次の3つです。
●病気の子どもとその家族が
利用・滞在できる支援施設
●小児病棟のある
病院のすぐ近くにある
●費用は1日1.210円
(宿泊費1.000円+
リンネ利用料210円)
現在、日本では病気に苦しむ子どもが約20万人いると言われています。子どもを支える家族の数はその数倍…。しかし、子どもに最善の治療を受けさせるための病院が必ずしも家の近くにあるとは限りませんよね? そのため子どもの入院の時、家族は家と病院との往復で二重生活となり、精神的・肉体的・経済的に大きな不安を抱えます。
そんな家族を支えるべく誕生したのが『ドナルド・マクドナルド・ハウス』です。
ハウスの利用で実際に家族の負担が減るのはもちろん、病気の子ども自身も、家族が近くにいることで大きな安心を得られます。さらに、医者と家族がコミュニケーションを取りやすいなどの大きなメリットがあります。
安すぎる宿泊費の秘密は
寄付とボランティアにあり
ハウスの運営は寄付とボランティアによって支えられています。寄付金はマクドナルドをはじめ、コカ・コーラなど多く企業や個人の方から寄せられています。マクドナルドに置いてある募金箱もその一つ。
お金以外にも、食品や日用品、家電や衣類、本など様々なものが送られてきます。自炊スペースや図書室などもあり、そこでも寄付された品々が利用者に役立てられています。
そして地元のボランティアの方の維持管理によって清潔であたたかいハウスが保たれているのです。このように、様々な人の支援により低価格で快適なハウスが実現しているのです。
▲学生から70代のご高齢まで、100名を超えるボランティアスタッフがシフト制でハウスを管理。
「それで、実際ハウスの中はどんな感じなのか?」気になりますよね。後編では、日本で最初にできたハウス『せたがやハウス』を訪問・取材した模様をお伝えします!
(後編はコチラ)
取材協力/公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン
公式サイトはコチラ
取材・文/薪マキ子
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