2014.03.11
家事における夫婦のすれ違いを解決する5つのポイント!
家事に対する“やりにくさ”が夫婦のすれ違いを生む…!?
- 「知識不足」や「妻に文句を言われる」が障害になり、家事参加に躊躇する夫が約6割!
- 家事における夫婦のすれ違い…その一番の解決策は『家事シェア 』だった!
- 『家事シェア』を応援するライオン㈱から、柔軟剤「ソフラン」プレゼント♪
夫が家事に参加しにくい理由は「正しいやり方がわからない」「妻に文句を言われるから」
みなさんのご家庭では、誰が家事をしていますか?「妻・ママである自分がしてます!」って方、多いのではないでしょうか?ライオン㈱が、共働き家庭の「家事」に関する実態調査を実施したところ、こんな興味深い結果となりました!
共働き家庭においても家事の主役は圧倒的に妻!
共働き家庭の夫と妻それぞれの平日1日あたりの家事に費やす時間を尋ねたところ…
- 妻の半数以上(53.6%)が1日に2時間以上家事を行っている!
- それに対し夫は約6割が30分未満しか行っていない!
⇒そのうち「全くしない」も2割近く(17.7%)にのぼる
ふたりとも働いている家庭においても、まだまだ妻が主体となって家事を行っている家庭が多いことが分かりますね…!では、夫はこの現状に対してどのように考えているのでしょうか?
夫も本当はもっと家事に参加したいというモチベーションあり!
共働きの夫に「もっと家事に協力して妻の負担を減らしたいと思っているか」と尋ねると…
- 全体の6割近く(58.7%)が「負担を減らしたい」と思っている!
- 年代別では若い世代ほどその傾向が強いことが判明!
あらら?こんなに大勢の旦那さんが、家事を手伝いたいと思っているんですね。では、どうして手伝いたいと思いながらも妻主体の家事が続いてしまっているのでしょうか?
「知識不足」や「妻に文句を言われる」が障害になり家事参加に躊躇する夫…
共働きの夫と妻それぞれに「家事にやりにくさを感じたことがあるか」について尋ねたところ…
- 全体の約7割が「家事にやりにくさを感じたことがある」と回答!
- 夫が62.6%に対し、妻は84.5%にのぼる!
【やりにくさを感じる理由】
<夫の回答>
1位「正しいやり方がわからないから」(43.8%)
2位「やっても妻に文句を言われるから」(34.1%)
3位「妻の方が上手だから」(30.6%)
<妻の回答>
1位「やっても家族に感謝されないから」(45.1%)
この結果から、家庭において「本当は手伝いたいけど、なかなか手が出せない夫」と「家事を一生懸命頑張りながら、家族のバックアップがなく、やるせなさを感じる妻」という家庭内で家事を巡る軋轢があることが推察されます。
つまり、日常の「家事」において、“夫婦のすれ違い”が起こってしまっているんです。では、このすれ違いって一体何が原因なのでしょうか?「家事を家族事にしたい」という想いを持ち、夫婦向けのワークショップなどを積極的に行うNPO法人tadaima!の代表三木智有さんに、原因と解決策を伺いました。
すれ違いの原因
家事における夫婦のすれ違いの原因は、ズバリ夫婦のコミュニケーション不足にあります。「共働きだから…」といった雇用状況や、「妻に比べて夫は行っている家事が少ないから」というような家事量は、実はそんなに問題ではないんです。たとえ夫婦であっても、お互いの状況(この時期は仕事が忙しい、家事にかける時間が少ないetc.)に関する理解不足や、「相手は自分の考えを分かってくれているだろう」という思い込みによるコミュニケーション不足によって、すれ違いが生じてしまうものです。
上記のデータから見ても、コミュニケーション不足に気づいていないご夫婦が多いことが分かります。
5つの解決策
コミュニケーション不足によって起こる、家事における夫婦のすれ違いを解決するポイントをママ目線でご紹介します!
まずは自分がどこに不満を持っているのかをはっきりさせ、次に、その不満はパパに何をやってもらうことで解消されるのかを考えてみましょう
- 不満をはっきりさせる (例)「1日の中でやらなければならない家事が毎日10個以上あることがツライし不満!」
- パパに何をしてもらえば解消するのか考える (例)「10個以上あるうちのたった1つ、面倒な“排水口の掃除”だけでもパパがやってくれたら気持ちがスッキリするかも!」
パパが家事をしてくれることで自分がどれくらい助かるのか、どうしてやってもらいたいのかをしっかり伝えましょう
ママに上から口調で家事を強いられると、パパからしたら「やらされている感」がハンパない!自ら進んで家事をしてくれない原因になってしまうので注意が必要です。
【NGな伝え方】
「私はこんなにやることがあってしんどいんだから手伝ってよ!」というようなネガティブな方向
【OKな伝え方】
「もう少し時間を作って、資格の勉強をしたいから!」「もっと子どもとじっくり向き合う時間を増やしたいから!」などポジティブな方向
家事に不満がある場合は、口に出して伝えるようにしましょう
この時注意しなければいけないのが、「不満を言う=相手のやり方を否定し、自分のやり方を押し付けること」にならないようにすること。「洗濯物のたたみ方が違う!」といったよくある不満で例えると…
【NGな伝え方】
「そのたたみ方はやめて!私がいつもやっているようにしてよ!」
【OKな伝え方】
「こうやってたたむ方が楽だよ「このほうがシワになりにくいんだよ」
やり方を押し付けるより、アドバイスとして聞いてもらった方が良いでしょう。最初はうまくできなくても、だんだんと成長が見られるはずです。その時は、相手の変化(成長)に気づいて感謝を伝えることが大切です!ママの一番の課題は、パパに“家事を引き継ぐ”こと。多少自分のやり方とは異なっても否定はせず、思い切って相手に一任することも重要ですね!
パパが家事をするのが難しい時には、ママがサポートしましょう
専業主婦の場合、パパに比べて時間的余裕もあるため「自分が家事をすべてやらなくては!」と思う方も多いかもしれません。しかしデータからも分かるように、パパは家事に参加したいと思っています。なかなか踏み出せない理由は…
●失敗して怒られたりすると臆病になってしまって、「手伝うよ」と言い出せない…
●「家事をやる」と言うと、今後ずっと責任を持って担当しなくてはならないのではないかと不安…
これらの不安を解消するためにママがすべきサポートとして、
●夕飯後の食器洗い担当がパパだとしても、残業で遅くなる日には代わる
などがあります。
『シェア』と『分担』は似ているようで少し違うということを心得ておきましょう
“家事の分担”とは、負担を分け、作業量を軽くしていくことです。この場合、「掃除はパパにやってもらう」というような作業ベースの話になりがち…。“家事のシェア”は、「不満」という気持ちや感情を減らしていくことだと思っています。
「話し合いで家事の作業量の負担を減らす」=“分担”
「話し合いでお互いの状況を理解し、家事をすることにおける心の負担を減らす」=“シェア”
コミュニケーションをはかり、お互いの気持ちを分かり合うことで、家事における心の不安や不満を解消していくことが『家事シェア』なんです。もちろん、『家事シェア』スタートのきっかけとして、まずは家事の分担から始めても良いと思います!
「家事」って毎日のことだし、当たり前すぎて空気みたいなものだけど、本当は相手に感謝する場面がたくさんあるんですね。そうやって暮らしの中で感謝し合う機会が増えることは、夫婦のすれ違いを防ぐためにとても大切なことだと思います。夫婦で『家事をシェア』していく過程で、最初は自分のやり方通りにならないので、窮屈な思いをするかもしれません。しかし、そこから得られるものは圧倒的に多いのではないでしょうか。
ママ向けセミナーで『家事シェア』を学ぶ!イベントの様子を少しご紹介★
2月16日(日)@東京渋谷にて開催されたママ向けセミナーで、三木さんもご出演され、来場したママやパパへ『家事シェア』のポイントをアドバイスしてくれましたよ。
▲来場したママたちも、真剣に三木さんのお話に耳を傾けています!ここでも三木さんから、家事シェアの考え方やポイントを参加したママやパパたちに伝授されました!イベント参加者が家庭に戻ってから『家事シェア』を実践できるよう、ライオン㈱の柔軟剤「ソフラン」が推奨する家事シェアプロジェクト『おうちーむ』の当番表キットを家庭内で体験できるよう実際に作成してもらいました!
▲『おうちーむ』の当番表キットに、家族の名前とシェアする家事を記入してもらいました。ルーレットのように回転するので、誰がどの家事を担当するのか一目で分かるようになっています。最後に、ライオン㈱さんから柔軟剤「ソフラン」が推奨する家事シェアプロジェクト『おうちーむ』についてのお話もあり、とても内容の濃いセミナーとなりました。参加したママたちも「早速家庭で実践してみます!」と満足している様子でしたよ。これから多くの家庭で『家事シェア』が習慣化されていく予感♪
“おうちーむ”『家事シェア』推進キャンペーン!!
『家事シェア』推奨プロジェクト“おうちーむ”からママプレス読者にプレゼント♪“おうちーむ(家事シェア)を推進するライオン㈱より、簡単なアンケートにお答え頂いた方の中から抽選で10名様に「香りとデオドラントのソフラン」4本セットをプレゼントさせていただきます!とっても良い香りなので、毎日のお洗濯が楽しくなること間違いなし★ぜひ、『家事シェア』にお役立てください♪
【応募方法】
下記の応募フォームより、アンケートにお答えください!
応募はコチラから
※応募締切は3月20日(木)23:00まで
※当選は発送をもってかえさせて頂きます(発送予定:3月末~4月を予定)
こちらの応募は締め切りました。
文/大久渚月(mamaPRESS編集部)
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