2014.06.11
メリット総ざらい!赤ちゃんは一人寝と添い寝はどっちがいいの?
赤ちゃんとは一緒に寝る?それとも一人で寝かせる?メリットについて探ってみた
人生は常に選択に迫られていますが、育児を始めると特に強く感じませんか?
「どっちがいいのだろう?」専門家ですら意見が分かれることもしばしば…。子どものことを一生懸命に考えるママだから、迷ってしまいますね。今回はそんな迷いのひとつ、一人寝と添い寝について調べてみました。
日本では添い寝が90%以上?日本と海外の赤ちゃん寝かせ事情の違い
「一人寝」と「添い寝」それぞれのメリット
どちらにするかは環境と育児方針で決める
赤ちゃんを寝かせる場所の日本と海外の違い
引用:コンビタウンアンケート
Poll Results: Breastfed Infants Sleeping in Cribs or Co-Sleeping
日本では別室での一人寝はわずか1%! 多く見積もっても10%に満たないのではないでしょうか。日本が断トツで添い寝もしくは同室である理由のひとつに、住宅事情が考えられます。
かつては『ウサギ小屋』などと言われ、特に都心部の核家族世帯になると子どものために一部屋用意するのも簡単ではありません。そんな事情から同室添い寝をしている家庭もあります。
もうひとつは日本がベッドではなく布団の文化だったことも添い寝が主流になった理由でしょう。同じようにベッド以外で睡眠を取るアジア諸国でも、添い寝文化の国がいくつかあります。これ、何といっても授乳が楽ですね。
次にアメリカのグラフですが、思っていた以上に添い寝派が多いことに驚きました。欧米では一人寝が主流のイメージですが、昨今は添い寝を推奨する専門家も増えています。
一人寝と添い寝それぞれのメリットは?
まずは一人寝のメリットについてです。
- 早い時期に(生後2~3ヶ月)昼夜の区別がついて生活リズムを確立する
- 親子ともにぐっすり眠れる
- 子どものペースに振り回されずに自分の時間が確保できる
- 夜泣きに悩まされることが少ない
実は夜泣きで悩むママは、圧倒的に日本が多いそうです。寝かしつけの添い寝は赤ちゃんにとって習慣になるので、いざネントレを始めようとしてもなかなか寝てくれなかったり、眠りが浅くて夜泣きをしたりしてしまいます。
先々に夜泣きやネントレで悩まされたくないママは、早い時期に一人寝を覚えさせるといいかもしれません。一人寝を覚えさせるには、泣きっぱなしで放置するのではなく、抱っこするまでの時間の間隔を段々と長くしていきます。
泣きだして2分経ったら抱っこ。次は5分経ったら抱っこ。こんな具合で段々と間隔を延ばしていきます。一度始めたら「今日は添い寝してあげよう」はダメですよ!
次に添い寝のメリットを考えてみました。
- 授乳しながら一緒に寝られる
- 子どもと同じ生活パターンを送ることができる
- スキンシップをすることで子どもに安心感を与えられる
- SIDS(乳幼児突然死症候群)の発生率が一人寝より低い
かわいい我が子と一緒に寝られる時期もわずかと思うと、できるだけ一緒にいてあげたいと思ってしまうものです。乳幼児期のママとのスキンシップはとても大事だと言われます。
よく添い寝は赤ちゃんを潰しちゃうなどと聞きますが、深く眠ってしまわないように添い寝する前にお酒や薬を飲まないようにしてください。あとは異常な巨体でもない限りは大丈夫でしょう。
どちらにするかを決めるポイント
どちらにもメリットがあるので迷ってしまいますね。私も「添い寝をするものだ」と思っていましたが、結果は一人で寝かせています。理由は私自身が子どもの生活リズムに合わせることができなかったことと、幸い生後2ヶ月頃には朝まで寝てくれるようになったからです。間もなく1歳になりますが今のところ夜泣きはないです。
一人寝と添い寝を決めるポイントとしては3つ。
POINT① 子どもの寝室があるかどうか
POINT② 子どもの性格
POINT③ 育児に対する考え方
家庭ごとに育児方針というのがあると思います。しかし思い通りにいかないのも育児で、例えば産まれる前から「絶対、添い寝!」と決めてしまっても、実際には赤ちゃんの性格やママの体調などで一人寝にした方が良い場合もあります。
「こうでなくちゃいけない!」とは決めつけず、子どもとママが心も体も健康的に過ごせる方法を選択してもいいと思います。
大人にも子どもにも、良い睡眠は必要ですね。
【参照サイト】
コンビタウン 夜泣きと寝る場所についてのアンケート
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津田マリリン
1977年愛知県出身。アプリ開発の経験を活かし、All aboutのiPhoneアプリガイドとして執筆中。ママのためのスマホ&アプリ活用術をお伝えしていきたいです。心理カウンセラーの資格...
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