2014.01.24
自信を持てる子に育つ!発達に合った『叱り方』
『叱らない・怒らない』で
楽しい子育てライフを!
最近話題になっている「叱らない」&「怒らない」子育て。
でも子どもが何かをした時、具体的にどう対処すればいいのでしょうか?
そこで今回は、雑誌『AERA』の特集企画「自分を好きな子どもに育てる しかり方・ほめ方」をピックアップ!
年齢や発達にあった上手な叱り方のヒントを読み解いていきましょう。
★叱る前の“声かけ”と
★“見守り”が大切!
★大人の都合で
★怒るのはNG!
★発想の転換で
★子育ては楽しくなる♪
泣いて知らせる“0歳児”には
お世話と声かけで安心感を
「お腹が空いた」「眠い」などさまざまな理由で泣く0歳児。時には理由が分からずに泣き続けるわが子を抱いて、途方にくれることもありますよね。
言葉が出ない赤ちゃんとコミュニケーションがうまくいかずに悩んでしまうママも多いのでは?
そんな時、“自信を持てる子”に育てるヒントがこちら!
●「おっぱいおいしいね」など
●赤ちゃんの気持ちを代弁しよう
●泣く理由がわからなければ
●「困ったなー」と、自分の
●気持ちを言葉にしよう
赤ちゃんが話せないから自分も話さないのではなく、あえて気持ちを言葉にすることが重要。自分の気持ちの整理もつき、赤ちゃんが感情を学ぶ手助けに。
笑顔で話しかければ、赤ちゃんにも安心感と信頼感が芽生えます。
イヤイヤ全開“1~3歳児”には
押しつけない&冷静な声かけ
1~3歳児は、好奇心や自我が芽生えます。 お気に入りのおもちゃに夢中になったり、興味のフィールドが広がる一方、自分の考えや意見が通らないとすぐに「イヤイヤ」「自分でやる」とかんしゃくを起こすお年頃。
この頃になると公園でお友達と遊ぶことも増え、おもちゃの取り合いなどでケンカも起こりがちですよね。子どもの成長は嬉しいけど、ママはいつもハラハラ…。
そんな時、“自信を持てる子”に育てるヒントとは?
●大人が遊びや
●行動を押し付けない
●「恥ずかしいよ」など
●自信を奪う言葉は禁物
●ケンカは我慢を
●教える良いタイミング
「車が好きだからミニカーを与える」と子どもの興味の対象を決めてしまったり、「そんなこともわからないの?」といった子どものプライドを傷つける発言は、子どもの発想力の妨げに。
おおらかな気持ちで見守ることで、子どもが遊びに集中でき、集中力が生まれます。
とはいえ、お友達とのケンカがあまりにも度が過ぎる場合には注意も必要。
「ダメ!」と一方的に言うのではなく、「順番で使おうね」「次は○○ちゃんの番だよ」と我慢を教えさせることも大事です。
言葉を理解し始めた
“4、5歳児”には
大人が導き、結果を認める
保育園や幼稚園に通いはじめ、お友達との交流も増えるこの時期。それと同時に心もグングン成長し、相手の立場になって考えられるようになってきます。
一方で、頭ではわかっていても、言葉では自分の思ったことをうまく表現できないのもこの時期。
そんな時は、こう対処するのがベター!
●「どうして?」と問い詰めて
●子どもを委縮させない
●「はっきりしなさい!」
●と言ってもムダ
自分の考えや物事を順序立てて話せるようになるのは、年長さん以降のこと。それ以前に「どうして?」「はっきり言いなさい!」と問い詰めても、子どもはうまく話せません。
子どもがゆっくり考え、自分の考えを伝えられるように、大人がサポートしながら話を聞いてあげることが大切です。
その怒り、子どものせい?
もしかして大人の都合かも
言うことを聞かなくてイライラ。子どもの失敗にイライラ…etc.ママなら誰しも経験のあるちょっとした“イライラ”。
実はそれって単に大人の都合なのかも!?何度言っても聞かないのは、子どもに複雑すぎる言い方をしているのかもしれません。
失敗ばかりなのは子どもの特権。“トライ&エラー”が心と体の成長につながります。
こうして発想の転換をすれば、あなた自身のストレスも減って、育てがもっと楽しくなるはず!
“上手な叱り方”と“発想の転換”で、ママも子どもも毎日ハッピーに過ごせるといいですね。
文/高橋亜希子
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