2015.12.26
毎年どうしてる?夫の実家へ贈る『お年賀』事情
クリスマスを終えたらやってくるお正月。お正月の挨拶に自分の実家へ、夫の実家へと帰省する家族も多いことでしょう。自分の実家はさておいて、夫の実家に帰るときの『お年賀』ってどうしていますか?
そもそも『お年賀』とは?
古来日本のお正月は、新しい年の神様を迎えて祀る習慣がありました。年末年始の挨拶に訪問するときは、年神様の神棚や仏壇にお供えをするための物を持参する習わしがあったそう。それが手土産に変わり、家人には『お年賀』子どもには『お年玉』として贈られるようになったのです。
元々は神様へのお供えものだったとは、筆者も初耳でした! …となると、それ相応のものを贈るべきなのでしょうか。
高価なら良い訳ではない!お年賀の正しい選び方
こうなると気になるのは選び方です。
まず最も大切なことは、相手に喜んでもらえる品を選ぶこと。夫の実家はどんな家族構成なのか、何歳から何歳の家族がいるのか、義父や義母はどんなものが好きなのか…。
高価な肉を贈っても義父が持病で食べられないと喜んではもらえませんよね。自分がもらったら嬉しいという考えではなく、あくまで相手のことを考えて選択しましょう。
いくらにすれば失礼がない?お年賀の『平均予算』
夫の実家へのお年賀の品が決まったら、あとは予算を決めて購入するだけ。しかし高価ではなくて良いとしても、安価すぎるもの失礼になるのでは…、と心配にもなりますよね。そんなときは平均予算をチェックしてみましょう!
親・親族… 3千円
勤務先の上司…5千円
友人・知人… 3千円
隣・近所…1〜2千円
親・親族の平均予算は3千円が平均で、続いて多かったのが2千円、そして5千円という方が多いようです。ということは、2千円から5千円以内で、持っていったら喜ばれそうなものを選ぶのがベストですね。
家族を持つママやパパはもちろん、大人のマナーとして身につけておきたい『お年賀』の常識。さらに相手に応じて平均予算も把握していれば、恥をかくこともなく、年末年始のご挨拶ができますね。予算も決めたら、あとは喜ぶ品を選びに行きましょう!
ナミエマユコ
大自然と動物と、美味しいものが大好きなフリーライター。最近一児の母になりました。なってみて解ったのは、子育ては幸せな反面、悩みも尽きないってこと。そんな悩めるママたち...
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