「ママだからって諦めない」3人育児と仕事の両立どうしてる？【歌手hitomiさん“ママの素顔” 後編】

昨年の10月に第3子を出産した、歌手のhitomiさん。ママとして、妻として、1人の女性としての素顔に迫るべく、mamaPRESS編集部のインタビューにお答えいただきました。

前編では、子どもに対する接し方やご主人と仲良くいられる秘訣などをお話しいただきましたが、後編となる今回は、3人育児でめまぐるしく忙しい毎日の中で、hitomiさんが心がけている時間の使い方や、女性らしくいられる秘訣をお話しいただきました。

前編の記事はコチラ

少しの時間も無駄にしない！「いつでも出動できる体制づくりに工夫」

――3人目を出産されてから仕事への向き合い方で変わった点はありますか？

そうですね。やっぱり、仕事のときはしっかりと責任をもつように、子育てのときは子どもとしっかり向き合う時間をちゃんと持つように、メリハリをつけることは常に意識しています。

――具体的に工夫していることなどがあれば教えてください。

“いつでも出動できる体制”を作っておくことですかね。

例えば、2歳の息子のおもちゃがすぐに散らばるんですけど、最近はおもちゃの収納をグループ分けしておくようにしています。片づけるときにすぐ放り投げて収納できるようにしておくと、朝出かける前や気づいたときにパパッと片づけができるんです。

それだけでも、汚い部屋のままで家を出てしまったっていうストレスがなくなるんですよね。

あと、トートバッグも子どもごとに分けているんですけど、夜のうちに整理して、朝すぐに出かけられるように準備しています。こうしておくと何かあったときもすぐに出動できるんです。

3人もいると洗濯とか、本当に大変。気づいたらエンドレスで洗濯してるって感じることもあって…。だから、生活を“シンプル”にすることで動きやすくいれる体制づくりっていうのは意識していますね。

なるべく自分の負担にならないように、必要のないものはすぐに捨てたり、掃除もしやすいように工夫したりして、これからももっとシンプルにしたいと思ってます。

ストレスを溜めないために「好きなことを諦めない」

―― 忙しい毎日、「疲れた～！」って思ったとき、どんな風にリフレッシュしてストレスを解消していますか？

私の場合は、ファッションが好きなので、朝早く起きられたら、コーヒーを入れて雑誌をぱらぱらめくるとか、そういう時間をもつだけでも気持ち的にふっと軽くなります。

あとは、“香り”ですかね。柔軟剤や体に塗るクリームは好きな香りのものを意識して使うようにしています。忙しくてもちょっといい香りをかぐだけで、気持ちがあがるんですよね。

柔軟剤でいい香りをかぐだけでも瞬間的にリフレッシュできるのでオススメです。お気に入りのものはまとめて4～5本買ってしまいますね（笑）。

そういう“女性”を楽しむ気持ちって、こういう時期だからこそ意識することが大事なのかなーとも思っています。自分の好きなことを“ママだから”という理由で諦めたくないんですよね。

――なるほど。忘れがちな時期だからこそ意識するんですね！　ちなみに自分の時間はどのくらいあるんですか？

そうですね。こういう（インタビューの）時間やお仕事自体も自分の時間だと感じています。大変なこともあるけれど、好きな仕事をさせてもらっていることはありがたいことなので。

それを除くと1日1時間くらいですかね。基本は子どもが寝ている時間なんですけど、自分の寝る時間を割いてでも、そういう時間をもつことでリフレッシュできるので、大事にしたいなって思っています。