2019.09.08
離乳食初期『バナナ』はいついからOK?調理のコツとおすすめレシピ

栄養価も高く、甘み付けやとろみ付けとしても離乳食に大活躍の『バナナ』。しかし、アレルギーなどの心配から、いつから食べさせてもOK?どうやって与えるべき?と悩むママも多いのではないでしょうか。
今回は、離乳食初期にバナナを取り入れるときの注意や、おすすめのレシピをご紹介します。
バナナデビューは10倍粥に慣れてから!
バナナは基本的には離乳食初期(生後5~6ヶ月頃)から与えてもOK。
腹もちが良く優秀なエネルギー源として知られるバナナは、実はミネラルも豊富。加熱することでトロッとして甘みも増すので赤ちゃんも受け入れやすく、他の食材と組み合わせることで食べやすくなるというメリットもあります。
バナナデビューの目安は、そろそろ10倍粥にも慣れてきたかな?という頃で、量は小さじ1から始めて離乳食初期なら20g程度を目安にしましょう。
食後は口の周りや体調をしっかりチェック!
実はバナナはアレルギーの原因にもなりうる食材。初めてバナナを食べさせるときには、アレルギー反応が出ないかママも注意しておくようにしましょう。他の食材と同じように、まずは平日の午前中に少量与えて様子を見るのが基本です。
食物アレルギーの典型的な症状は、口や目の周りの腫れ・湿疹・かゆみなどの“皮膚症状”、せきや呼吸困難、ぜんそくなどの“呼吸器症状”、腹痛・下痢・嘔吐などの“消化器症状”です。
食後すぐに反応が出るパターンのほかに、6~8時間後、1~2日後に出るといったパターンもあることも知っておきましょう。その日の体調によって症状が出ることもあります。気になる症状が見られたら病院を受診するようにしてくださいね。
なお、アレルギー症状リスクのある果物は加熱することでアレルゲンが分解され、食べられる場合もあるといいます。そのため離乳食初期に与える場合には、念のためレンジで加熱すると良いでしょう。甘みややわらかさが増す点においても、より受け入れやすいはずです。
方法はとっても簡単♪ 皮つきのままラップに包んで、チンするだけです。(皮つきバナナ1/2本で500W約1分半目安)。柔らかくなったらなめらかにすりつぶして与えます。残った分は冷凍保存もできますよ!
アレンジも色々♪おすすめのレシピ
そのまま食べさせてももちろんOKですが、他の食材と組み合わせてもアレンジしやすいのでおすすめです。
バナナ×さつまいも×ヨーグルト

出典:楽天レシピ@みゅうしろ
口の中でモサモサっとして食べにくいサツマイモですが、バナナとヨーグルトで和えることで食べやすくなります。便秘気味の赤ちゃんにも良さそう!
詳しい作り方はこちら
バナナ×ブロッコリー

出典:楽天レシピ@愛也花ママ
青臭さがちょっと気になる野菜も、レンジ加熱したバナナの甘みでグンと食べやすく。ベビーフードのりんご果汁でのばすのがポイントです。これなら喜んで食べてくれそうですね!
詳しい作り方はこちら
バナナ×キャベツ

出典:楽天レシピ@愛也花ママ
繊維質が気になるキャベツはしっかりと裏ごししてあげるのがポイント。そのままだとちょっと食べにくそうな食材ですが、バナナと一緒なら味も舌触りもGOOD!
詳しい作り方はこちら
バナナ×人参×ミルク

デザート風の雰囲気なのがこちらの組み合わせ。素材の優しい甘みを存分に感じられそうなレシピです。赤ちゃんに馴染みのあるミルクでのばしているのも良いですね!
詳しい作り方はこちら
甘みもあって舌触りの良いバナナは小さな子どもにも大人気の食材。野菜と上手に組み合わせて栄養満点の離乳食を手作りしてみてくださいね!
PHOTO/lurii Kachkovskyi/shutterstock
参照/
Milly「離乳食でバナナはいつから食べれる?目安量や冷凍方法、時期別レシピをご紹介」
Mylan「アナフィラキシーってなあに.jp」
MIMISTAGE「口の周りが赤い・皮膚に湿疹…これってアレルギー反応!? 離乳食での注意点は?」
いこーよ「離乳食が不安…。子どもの食物アレルギーの対処法って?」

mamaPRESS編集部
mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...
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