2019.05.02
健康も美容も手に入る!?『サウナ』の効果と正しい利用方法

健康や美容に良いと幅広い年代に人気の『サウナ』。昔からよく知られてはいるものの、具体的にはどんな効果があるのか気になるところですよね。健康や美容を手にいれるための効果的な入り方やメリットなど、ママたちの気になるサウナについて調べてみました。
サウナの効果とは?
サウナに入ってしっかり汗をかく=ダイエットに効果的、なんてイメージを持つママも多いかと思いますが、実は他にも、多くのママが抱えるこんな悩みを対策する嬉しい効果もあるんです。
疲労対策
人の体は運動によって乳酸が筋肉に溜まると疲労を感じますが、サウナで血流を促すことで乳酸を分解する酵素の摂取量が増えて効率良く乳酸を分解するようになります。これがサウナに入ると疲れがスッキリ取れるメカニズムというわけなんですね。
また、サウナに入ることで感じる適度な疲労感は安眠をもたらしてくれる効果も。家事育児で疲れが溜まっているママにぴったりですね。
肩こり対策
サウナで体が温められて血行が良くなると、肩こりの解消にも効果が。子供の抱っこや日々のストレスで慢性的な肩こりに悩むママは是非試してみたいところですね!
便秘対策
サウナで体が温められて血流が良くなると、実は胃腸の働きも活発に! 胃腸がしっかり働けば食べ物をよりおいしく頂けるのはもちろん、老廃物を排出する力もしっかり働くようになるから、便秘解消にも効果が期待できるといわれています。
免疫力UP!
身体の細胞にサウナの熱が加わることでHSP(ヒートショックプロテイン)というたんぱく質が生成されます。HSPには傷ついたタンパク質を修復して細胞の再生を促す働きがあるので、免疫力を高めてくれるのだそう。体調を崩しがち…というママは注目ですね。
サウナの入り方
サウナに入るときは、いきなり入るのではなくまずは頭からシャワーを浴びて、全身もキレイに洗いましょう。汗をかきやすくすることにも繋がります。
その後身体の水分を拭き取ったら準備OK。サウナに入ったらリラックスして座りますが、慣れないうちは低い場所に座るようにします(サウナの室内は、低い場所で摂氏70~80℃、高い場所で90℃くらいになっています)。
なお、疲れを取りたいなら“低温サウナでじっくり”、ダイエット目的なら“高温サウナで3~4回ほど繰り返し”入るのがコツ。1回の時間は8~12分位が目安とされていますが、自分の体調とも相談しながら無理のない範囲で行うのが鉄則です。
サウナを出た後は、足に水を掛けたりシャワーを浴びたり、水風呂に入ったりして刺激を与えるようにしましょう。その後休憩を入れて体を休めることで、自律神経が整います。
サウナを楽しむために
健康や美容に良いサウナでも、逆効果になってしまわないように気を付けておきたいポイントがいくつかあります。
まず、空腹時や満腹時には気分が悪くなりやすいので避けるようにします。激しいスポーツや長旅直後も避けるのがベター。サウナに入って大量の汗をかいた後にはスポーツドリンクなどで十分な水分とミネラル補給を。お肌の保湿も忘れないようにしましょう。
また、周囲に自分の汗を飛ばさない、水を持ちこまないなどの基本的なマナーはきちんと守るようにしましょうね。
ルールを守って入れば美容にも健康にも効果が期待できるサウナ。今まで入ったことがないという人も興味が湧いてきたのではないでしょうか?
室内に入るとつい「あと○分!」と我慢大会のように頑張ってしまう人もいますが、無理は絶対に禁物。心地よく感じる程度に楽しんでくださいね。
PHOTO/Billion Photos/shutterstock
参照/
ホットペッパービューティーマガジン「サウナの効果的なタイミングとは?効能・メリットの徹底解析!」
公益社団法人日本サウナ・スパ協会「サウナの上手な入り方ルール」
東洋経済ONLUNE「知らないと損!サウナで身体はこう変わる」
SAUNATIME「徹底検証 サウナで健康な身体と心を手に入れよう サウナの効果・効能の秘密とは?」

mamaPRESS編集部
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