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海外発のダイエットしてない?『日本人に本当に適したダイエット法』を紹介!!

海外発のダイエットしてない?『日本人に本当に適したダイエット法』を紹介!!

人気で有名な「グリーンスムージー」。ご存じの方や、実際にダイエットに取り入れている方も多いのでは?しかし、グリーンスムージーを使ったダイエットは実は海外発のダイエット方法。日本人の体質は欧米人とは異なるので、海外発のダイエット法をそのままマネしても効果がない場合も多いそう。みなさんは海外発のダイエットを海外のものだと知らずに行っていませんか?

そこで、医師の溝口徹さんの著書『医者が教える日本人に効く食事術』より、これまで話題となってきたダイエット法の落とし穴と、日本人の体質に適したおすすめの食生活を紹介します。これを見れば、効果的なダイエットを行うことができます!!

朝のスムージーに『フルーツ』を入れるのは間違っている!?

引用:写真AC

ダイエットのイメージがあるスムージー。今では健康的な食生活のひとつとして定着しているため、毎朝スムージーを飲んでダイエットを頑張っているという人も多いのではないでしょうか。時間がないときに少しでもバランスの整ったものを食べたいという望みを叶えてくれそうなアイテムです!

ですが、スムージーを作るときにフルーツをたっぷり使っている人は要注意です! フルーツは栄養素が高い、かつ太りにくいイメージがありますが、ある調査で日本人を対象に糖負荷試験を行ったところ、なんとバナナやデコポンなどのフルーツを食べた後は血糖値が急上昇し、太りやすくなることが判明したそうです。

そもそも日本人は『肥満遺伝子(別名:倹約遺伝子)』という遺伝子をもっていて、海外の方に比べると糖質を脂肪として溜め込みやすい性質があるそう。

これは食べ物が十分になかった氷河期時代、飢餓に備えて少ない糖質でも脂肪として蓄えられるよう進化した、ありがたい(?)遺伝子なのだそう。そのため、糖度の高いフルーツを食べると、私たち日本人はすぐさま脂肪合成スイッチがオンになってしまうのです。だから倹約遺伝子っていうのでしょうか?(笑)

加えて、日本のフルーツは外国産のものより甘くて糖度が高い傾向にあります。また、ただでさえ太りやすいフルーツをスムージーで液状にすると、体内での吸収を早まり血糖値が上昇しやすくなる点も見逃せません。血糖値の急激な上昇が私達日本人の脂肪を増やしてしまうんですね、、、

ただ、フルーツにはビタミンやミネラルといった栄養価も含まれていますし、まったくフルーツを食べない、という選択肢は現実的ではありません。コロナと共存しないといけない現代、ビタミンを多く含んだ果物を食べることは免疫力アップにも繋がります

そこで溝口さんがおすすめするのは“グレープフルーツより甘いフルーツは控える”ということ。毎朝のスムージーにバナナやいちごなどのあま~いフルーツをどっさり使っている人は、一度メニューを見直してみるといいかもしれません。「バナナやいちごはたまに」にしてみるともしかしたらダイエットが進むかもしれないですね。

日本人は『ヨーグルト』よりも『漬け物』がダイエットにおすすめ!

引用:写真AC

ヨーグルト=体にいいというのは、もはや常識。ヨーグルトを食べると効率よくタンパク質やカルシウムも摂れますし、何より腸内環境を整える働きもあります。

腸内の善玉菌が増えて腸内環境が良くなれば痩せやすくなる、ともいわれていますよね。ダイエットのために毎朝ヨーグルトを摂り入れている人も多いのではないでしょうか。

しかし残念なことに日本人はもともと乳たんぱくに弱く、乳製品を消化する酵素をもっていないため、欧米人ほどヨーグルトによる腸内環境の改善効果は得られないのだそうです。こちらもフルーツと一緒に手軽な朝ごはんとして摂っていた方には衝撃ですね、、

日本人の腸内環境を整えるために溝口先生がおすすめするのは『漬物』です。野沢菜や自家製のぬか漬けには日本人にピッタリの乳酸菌が豊富に含まれています。昔の人の知恵ってすごい、、現代人よりも理にかなった食生活だったのかもしれません。

ぬか漬けは家庭で簡単に作ることができます!キットが売っているのでそれを買ってくると安心ですね!毎日かき混ぜるのを忘れちゃだめですよ!

人工甘味料では痩せられない!?

引用:写真AC

コンビニやスーパーマーケットに行くと、“砂糖ゼロ”を謳っているものの人口甘味料でしっかり甘みをつけたおやつや清涼飲料水がたくさん販売されていますよね。でも溝口さんいわく「人工甘味料では痩せられない」のだとか!

その理由のひとつが、人工甘味料は口にしても血糖値が上がらないから。ここまで血糖値を上げすぎるのはよくないという紹介をしてきて、血糖値が上がらないのは良いことじゃないかと思う方もきっと多いと思います、、でも血糖値が上がらないと砂糖を食べたときと比べて満足感が得られません。

舌で甘さは感じるのに血糖値が上がらない状態が続けば、中途半端に満たされたまま、甘いものへの依存が断ち切れなくなってしまうのです。

海外の研究では、人工甘味料で味付けされた清涼飲料水ばかり飲んでいる人は腸内環境が悪かったという結果もあり、溝口さんも人工甘味料をとると腸内細菌のバランスが乱れて肥満につながると指摘しています。人工で砂糖と同じような甘さを作っているものと考えたら、悪影響があるのも、、、納得

ダイエットのために砂糖を控えたい!でも続かないんだよな、、という人へ溝口さんからアドバイスがあります!「少量の砂糖をとってまずは脳を満足させ、それから少しずつ甘いものを減らしていくのがベター」だそうです。

確かに、急に砂糖をシャットアウトするのも逆にストレスになりそうですよね。根気強く、少しずつ甘いものを控えていくほうが確実なのかもしれません。

手軽にできそうなダイエット法を見ると、痩せたい一心ですぐ飛びついてしまいたくなりますが、まずはその方法が本当に自分に合っているのか調べてみるのも大切です!!効果的なダイエットができるようにがんばりましょう、、!!

参考文献/「医者が教える 日本人に効く食事術」著者:溝口徹(SBクリエイティブ株式会社)

mamaPRESS編集部

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mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...

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