2019.07.11
赤ちゃんの野菜デビューにおすすめ!離乳食初期、ママたちが使った人気野菜ベスト5

離乳食スタートから2週目に入ると、そろそろ野菜にチャレンジしても良い時期です。野菜嫌いにさせないためにも、ママとしては早くからいろんな野菜に触れさせたいもの。でも、離乳食初期の赤ちゃんでも抵抗なくおいしく食べてもらえる野菜ってどんなものがあるのでしょうか?
今回は、多くの先輩ママたちが実体験からおすすめする「調理しやすく、赤ちゃんも食べやすい」人気の野菜5つを紹介します。
離乳食初期は“柔らかく・自然な甘み”のある野菜が人気
離乳食初期もOKとされている野菜には、味のくせや繊維が少なく、茹でたり蒸したりすると柔らかくなるにんじんやかぼちゃ、ほうれん草、大根などがあります。
ある調査によると、これらの中でも先輩ママたちに人気が高い野菜には、“柔らかくなりやすい”のはもちろん“自然な甘みがある”といった特徴が見られ、柔らかくてほんのり甘い野菜であれば、赤ちゃんの舌でも受け入れやすく咀嚼しやすい傾向があるようです。
先輩ママ一押し!離乳食初期のおすすめ野菜ベスト5
実は厚生労働省の調査でも、先輩ママたちが「離乳食初期に与えたことがある」と回答している野菜の上位5つには同様の特徴が見られます。
多くの先輩ママたちが離乳食に使いやすいと実感する、おすすめ野菜をひとつずつ見ていきましょう。
5位 さつまいも
さつまいもは、弱火でじっくり火を通すと甘みが増して赤ちゃんも食べやすい食材です。炭水化物やビタミンも豊富。食物繊維も取れるので、便秘気味の赤ちゃんにもおすすめです。
離乳食として与えるときは、皮の近くにアクがあるので厚めにむいて水にさらし、茹でるときは水から茹でて使いましょう。
4位 ほうれん草
色鮮やかなほうれん草は、β-カロテンや鉄分・カルシウム・葉酸など栄養も豊富で離乳食にも積極的に使いたい食材。
離乳食初期には、茹でるとより柔らかくなりすりつぶしやすい“葉先”を使いましょう。ほうれん草にはアクがありますが、茹でたあと水にさらせば大丈夫。ペースト状にすればアレンジもしやすいのが魅力です。
3位 じゃがいも
くせがなく、水分を加えればペースト状になりやすいので離乳食初期にはピッタリの野菜。豊富に含まれるビタミンCは、加熱しても壊れにくく約70%は残ると言われています。
皮が緑色になっている部分や芽にはソラニンという有害物質が含まれているので、調理する際はしっかり取り除くようにしましょう。
2位 かぼちゃ
甘みが強く、赤ちゃんにも人気の野菜です。食事だけでなく、手作りおやつにも活躍してくれます。β-カロテンや食物繊維も豊富で、とくにβ-カロテンは粘膜の健康を維持したり抵抗力を高めたりする、積極的に摂り入れたい栄養素です。
与えるときは、加熱してつぶしたり、裏ごししたりして使用します。皮は加熱しても固さが残るので取り除きましょう。
1位 にんじん
堂々の1位はにんじんです。β-カロテンやカリウム、食物繊維など栄養が豊富に含まれているだけでなく、鮮やかなオレンジ色で食卓が華やかになるのも人気の理由でしょう。
柔らかく茹でれば甘みが出て、すりつぶすのも簡単です。使いやすくレシピも豊富なので、メニューのマンネリ化も防げます。大きめに切ってから茹でた方が柔らかくなりやすく、使いやすいですよ♪
今回は離乳食初期に人気のおすすめ野菜を5つ、ランキング形式でご紹介しました。
調査によるとさつまいも・ほうれん草は約40%、かぼちゃ・じゃがいも・にんじんは約50%の先輩ママたちが離乳食初期に使用しており、離乳食中期ではなんと80%以上のママが使用しているという結果からも、離乳食として使いやすく、赤ちゃんも抵抗なく食べてもらいやすい万能野菜と言えそうです。
ただし、もしこれらの野菜を赤ちゃんが食べてくれなくても焦りは禁物。赤ちゃんのペースに合わせて、ゆっくりじっくり進めてくださいね!
PHOTO/Natee K Jindakum/Shutterstock
参照/
ベネッセ教育情報サイト「らくらく☆にこにこ離乳食」
明治ほほえみクラブ「離乳食に使う野菜、もっとも人気が高いのは?」
厚生労働省「離乳編」
ゼクシィBaby「野菜を使うときのポイントと対象月齢」
グルメノート「ほうれん草の離乳食はいつから?初期・中期・後期のレシピを紹介」
わかさ生活「β(ベータ)カロテン」

mamaPRESS編集部
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