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子ども

2024.02.08

早めの反抗期?『4歳の壁』が来た時の上手な付き合い方

早めの反抗期?『4歳の壁』が来た時の上手な付き合い方

子どもが幼稚園に通いはじめて、育児も一段落したかのように思えてホッとしたのもつかの間。4歳になってからの方がかえって子どもに手を焼くことが増え、まるで成長が逆戻りしたかのように感じているママも少なくはないようです。しかしいわゆる『4歳の壁』といわれる、反抗期のような態度には理由があるんです!

今回は、そんな『4歳の壁』に上手に対応する方法についてご紹介します!

『4歳の壁』とは?

参照:写真AC

『4歳の壁』とは、“子どもの脳や心が成長する過程でその子の心に葛藤をもたらす現象”のことを指します。

子どもは4歳頃から大脳の発達が進みます。それにより時間軸や空間軸に対する認識が高まりはじめて、これまでは自分のことや現在のこと中心だったのが、お友達への配慮をしたり、明日はこうなるかもしれない、など他者との関わり合いや、未来の事を考えたりするようになってくるのです。

以前より心と身体が急速に変化していますが、それにうまく対処できない結果、ぐずったり暴れてしまったり泣いてしまったりという行動をとってしまいがちなんだそうです。

日常生活では「物怖じするようになった、甘えてくるようになった」、「3歳のときのほうが我慢強かった気がする」、「前よりも落ち着きがなくなった」と感じることもあるでしょう。そうなると、育てている側は子どもの成長が戻ってしまった、なぜか幼くなったと考えてしまいます。

どういったことが起きるの?

○嘘をつく

何かものを壊してしまったときや、注意されたことに対して「やってない、壊してない」と言ったり、「みんなそう言ってる」「みんな持ってる」など分かりやすい嘘をついてしまうことがあります。そんな時は、嘘だということがバレているのを冷静に伝えましょう。嘘をつかれたことが悲しいという親自身の気持ちも伝えるとより効果的です。

○暴力をしたり、暴言を吐く

他者が自分の思い通りにならなかったり、気に入らないことがあると手が出てしまったり、「ママうざい」「パパ嫌い」「ばか」といった人を傷つける発言をしてきます。意見を押し通そうとして暴言・暴力をしてしまったり、単純に周囲の反応してくれるのが面白くてやっていたりする場合があります。

ママもポジティブに!上手に付き合うためのコツ

参照:写真AC

4歳の壁は成長の逆戻りではなく、むしろその逆。立派な成長の証でもあるのです!そんな成長を妨げないよう、4歳の壁にぶつかった際にママ・パパが意識した方がいいことをご紹介します♪


ポジティブに考える

こうした4歳の壁に直面した場合、ママ・パパがネガティブにならないように意識することが大切です。

「ぐずぐずしたり、なにかと口答えされて大変だ」と考えるより、ぐずっているのは自己主張ができるようになったから、口答えは考える力が育っているという証!などポジティブに考えるようにしましょう。


子どもの感情を抑えつけすぎない

子どもをきちんとしつけたいという気持ちが強いあまりに、子どもの怒りの感情を抑えつけすぎてしまわないように気をつけましょう。そうしてしまうと、怒りの感情だけではなく、嬉しい気持ちや楽しい気持ちも抑え込んでしまう可能性があります。日頃から気をつけたいポイントですね!


暴言・暴力には冷静に説明してスキンシップをとる

暴言を吐かれた人の気持ちや暴力を受けるとつらいということを冷静に教えてあげましょう。暴れているときに無理やり押さえつけるのはNGです。抱きしめてあげたり背中をさすったりして落ち着かせてから話をしましょう!

子どもの悪い言動はスルーする

子どもは注意を引こうとして、親が嫌がるようなことをする場合があります。そのような行動をされたときは、完全にスルーして、無意味なことであると悟らせるのも大切です!


日常生活のささいなことでも褒めてあげる

子どもの悪い言動はスルーする一方で、良い行いはどんどん褒めてあげましょう。どんなにささいなことでも、子どものことを認めて褒めてあげることで、親から見てもらえていると感じることができます。


無意識で育児に区切りをつけない

子どもがすくすくと成長し、ひとつひとつの節目を迎えているとなんだか育児に区切りがついてきたように思ってしまいがちです。そのような中で4歳の壁を目の当たりにすると、ママ・パパも戸惑ってしまうことがあるでしょう。

しかしこれはあくまでもママ・パパの気持ちの問題。子どもは子どものタイミングで成長していきます。もしママ・パパが強く叱ったり声を荒らげたりすると、子どもはさらにどうして良いのか分からなくなってしまいます。親は4歳の壁に戸惑うことなく成長を見守り、時には甘えさせてあげるのが大切です。



最後までご覧いただきありがとうございました!成長が逆戻りしてしまったと焦るのではなく、自分自身の育児観が固定されすぎていないか顧みることで、心に余裕が生まれてくるのではないでしょうか?子どもは壁にぶつかり戸惑いながら成長していきます。成長のペースも人それぞれなので、ママやパパ自身が悩みすぎないように子どもを見守っていきましょう!

参照/ SINGA FARM「4歳児は心が揺れている!「4歳の壁」の正しい対処法とは?」
Hanakoママweb「4歳5歳のぐずりに「お兄(姉)ちゃんでしょ」は禁句。臨床心理士が教える4つのポイント」
ベネッセ教育情報サイト「小学校入学に向けて、感情をコントロールできる子になる【実践編】」
4歳でやってくる反抗期!「4歳の壁」はどう乗り越える?〜特徴と対応のポイントをご紹介〜
4歳児との向き合い方~「4歳の壁」「反抗期」の子どもにどうやって接する!?
mamaPRESS編集部

mamaPRESS編集部

mamaPRESS編集部です!“「ママ」であることをもっと楽しみたい!輝きたい!”そんなママたちのために「ママ」が知りたい情報だけをお届けしています。mamaPRESSを読むことで、心に...

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