2017.07.10
先輩ママ直伝!子連れの海外旅行で失敗しないための準備のコツ~パスポート申請編~
独身時代はよく海外旅行をしていたけれど、出産してからはすっかりご無沙汰…というママも多いのでは?
でも、子どもが小さいうちは料金も安いし、この夏休みこそ海外旅行に行きたい!という人へ、先日子ども3人を連れてグアムに旅行をしてきた筆者が実体験を元に、子連れで海外へ行くときにおさえておきたいポイントをお伝えします。
0歳からでもパスポートは必要!どうやって取るの?
海外に行くには、パスポートがなくては始まりません。それは0歳の赤ちゃんだって一緒です。
わが家も、子ども3人分と筆者自身のパスポートを申請してきました。まずは、子ども用のパスポートの取り方についてご紹介します。
子ども用のパスポートは5年用のみ
パスポートには5年用(青)と10年用(赤)の2種類ありますが、20歳未満は5年用しか取得できません。
必要な書類
用意するものは、以下のとおりです。さっそく準備しましょう!
一般旅券発給申請書(5年有効のもの)…1通
パスポート発行窓口で手に入ります。
戸籍謄本…1通(申請日前6ヶ月以内に発行されたもの)
通常は、戸籍謄本(原本内容のすべての情報を写したもの)もしくは戸籍抄本(原本内容の一部の事項を写したもの)のどちらかを用意します。
ただし、未成年の場合は法定代理人(親など)の確認もあわせて必要なので、戸籍謄本が必須です。(同じ戸籍内で複数人パスポートを申請する場合、戸籍謄本1通でOK)
顔写真 …1枚
6ヶ月以内に撮影されたもの。詳しくは次の事項でご説明します。
本人確認書類
子どもの場合は、健康保険証と母子手帳を用意しておけば問題ありません。ママの身分証明書(免許証など)も忘れずに。
前回発給を受けた旅券(パスポート)
以前にパスポートを取得している場合は、有効期限が切れている、いないに関わらず持参します。
住民票の写し(申請日前6ヶ月以内に作成したもの)
住民基本台帳ネットワークシステムを利用することにより原則不要ですが、住所や氏名の変更直後に申請する場合などは必要。
申請するときの注意点
パスポートを申請するときの注意点がいくつかありますので、チェックしておきましょう。
乳幼児は代理署名でOK。小学生以上は自筆のサインが必要!
パスポートの申請書には、本人が署名しなくてはいけない『所持人自署欄』と『申請者署名欄』の2ヶ所があります。ただし、乳幼児など自分で字が書けない場合は、下記のように法定代理人による署名が可能です。
出典:東京都生活文化局
出典:東京都生活文化局
小学生以上の場合は、自分で署名しなければいけません。書く欄が小さいので、小学校低学年には少しハードルが高いと思われます。わが家の小1の息子も、何度も署名をしなおしました。
すべて平仮名でも、漢字と平仮名が混ざっていてもOK。失敗してもいいように申請書を多めに持ち帰って、子どもに何枚か書いてもらうことがポイントです。
戸籍は本籍地でしか発行してもらえない
わが家のように引っ越しが多いご家庭にとって意外に盲点なのが、戸籍謄本は本籍地でしかもらえないということ。
住民票のように、市役所に行ってすぐに発行してもらおうと思ったら、窓口で「本籍地で申請してください」と言われてしまい、大慌て。旅行会社にパスポートの番号を伝える締め切りが迫っていたため、焦りました!
直接本籍地の役場に行けない場合は、郵送で申請できますが、手数料分の郵便小為替を用意して同封しないといけないですし、往復の郵送時間も必要なので、余裕を持って戸籍謄本を申請することをおすすめします。
受け取りは必ず本人!
パスポートの申請は代理人でもできますが、受け取るときは乳幼児であっても、必ず本人が窓口に行く必要があります。窓口の営業時間をよく調べて、学校帰りで間に合うのか、休日に行くのかなどあらかじめ計画を立てておきましょう。
手数料を忘れずに
パスポート受け取りの際は、所定の手数料が必要です。都道府県によっては現金払いをしているところもあるようですが、基本的には収入証紙が必要です。申請の際にどこで買えるのかを確認して、必ず準備しておきましょう。
5年用(12歳以上) 収入印紙9,000円/都道府県収入印紙2,000円→合計11,000円
5年用(12歳未満) 収入印紙4,000円/都道府県収入印紙2,000円→合計6,000円
水谷 花楓
東京の出版社で雑誌広告営業を7年間、その後、結婚して大阪に移転、リフレクソロジーの資格取得、受付嬢、社長秘書とやりたかった職種はすべてクリア!現在は、パンダで有名な和...
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