2017.07.11
毎日の夫婦ゲンカが年1回に減った、我が家の仲直りのコツ
夫婦ゲンカはどこの家庭でも起こりうるものですよね。でもケンカした嫌な空気のまま何十分、何時間、ひどいときは何日間も膠着状態だと、精神的に参ってしまいませんか。それってすごく“もったいないこと”だと思うんです。
私たち夫婦は結婚する前は毎日のようにケンカをしていました。弟からは「そんなにケンカするなら別れればいいのに…」と言われるほどに。しかし結婚してからは、なんとケンカは年に1度にまで減ったのです。
もちろん自然にケンカが減るなんてことはありません。努力した結果、仲良しを保てています。
今回はケンカしてもすぐ治まる、そしてケンカが減っていく、我が家で行っている方法をお伝えします!
1番大切なこと!自分から謝るようにした
私が結婚してから一番感じるようになったのは、「同じ家に住んでいてケンカした空気のままでいることが嫌」ということ。そこで私は、自分が悪いときはもちろん、相手が原因でケンカになってしまった場合でも自分から謝るようにしました。
“ケンカになった”ということは、言い返したり、キツイ言い方をした自分にも非があると思うからです。「完全に相手が悪いのに、こっちから謝るなんて…」と思うプライドもあります。
しかし、私にとって夫婦円満で笑顔で過ごすことがプライドよりも何よりも大切なことなので、必ず謝ります。
こちらが心をこめて謝ると、相手も戦意を喪失してしまい、お互いに冷静になることができます。ケンカ終息への第一歩です♪
以前、娘の夜泣きで疲れ果てている夜中に「うるさいな。早く抱っこしてあげれば」と言われケンカになったことがあります。どう考えても相手の思いやりのない言葉が原因です。でも私は自分から謝りました。
「疲れて寝てる夜中に大声だしてごめん。私も毎晩の夜泣きで疲れていて、ついカっとなっちゃったんだ。本当にごめんなさい」と。もうこれで相手は戦意喪失。「こっちこそごめん」と言ってくれました。
ケンカのあとには“話し合い”を
たいていお互いに謝ったらケンカはおしまい…となりがちですが、実はケンカのあとの“話し合い”はとっても大切で、我が家では必ずやっています。
話し合いといっても30分も1時間もするわけではなく、数分だけ今のケンカを振り返ります。この話し合いをすることで、同じ事柄でケンカをすることがなくなり、結果としてケンカが減ることになります。
先ほどの夜中のケンカの例でいくと、謝ったあとに私は「あなたが○○と言った言葉がすごく悲しかった。頑張っているのに泣き止まなくて困っていたのに、冷たく言われて泣きたくなった。うるさかっただろうけど、ああいう風にはもう言わないでほしいな」と、自分は何が嫌だったかを相手に伝えました。
そのときは夜中だったので、翌日の夕飯後に再び話し合いました。相手は「本当はときどき変わってあげたいけど、自分が抱っこすると「ママー!」とより一層泣くのでそれは無理。次の日も朝早いからしっかり寝たい」とのこと。
結果、夜泣きがなかなか治まらないときにはパパは別室で寝て、私は夜泣きが続いている間は朝早く起きなくてもOK、朝ごはんも昼のお弁当の準備もパパが自分でやる、という結論に達しました。この話し合いのあと、もう夜泣き関連でケンカすることはなくなりました。
きちんとケンカの芽を摘んでしまわないと、同じことで繰り返しケンカしてしまうことになります。顔を合わせて話し合う時間がとれない場合は、手紙にしても良いと思いますよ。
宮木つぐみ
カフェ店員、美容部員、ブライダル情報誌の制作を経験したのちに、子どもの頃からの夢が諦めきれず仕事を全て辞めて演劇の世界へ。結婚を機に専業主婦になり、現在は2013年生まれ...
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