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いつ?誰に?何をあげる? 知っておきたい『お歳暮』の基本ルール

いつ?誰に?何をあげる? 知っておきたい『お歳暮』の基本ルール

『お歳暮』文化は、若い世代では馴染みが薄い印象もありますが、30代でも約半数は“贈る”ことを検討しているそう。意外と高い割合だと思いませんか? しかし、いざ「じゃあ私も贈ってみようかな……」と思っても、誰にどんなものを選べばいいのかわかりませんよね。

そこで今回は、お歳暮初心者のママでも「これさえ押さえておけば大丈夫!」というポイントをまとめてみました。

お歳暮はいつ贈るの? お返しはどうすればいい?

お歳暮を贈る時期は12月上旬~20日頃までが良いようです。両親や義実家に郵送で贈る場合は、送り状に子どもが書いた絵や手紙を添えると喜ばれますよ。

お歳暮をもらった場合、必ず返さないといけないものではありませんが、お返しする際はいただいたお歳暮と同額程度の品物を選びましょう。
高額な商品でお返しするのは「今後、お歳暮は結構です」とお断りする意味合いになるそうなので注意してくださいね。

相手選びの基本は『来年もお付き合いをしたい』と深く思えるかどうか

お歳暮は「1年の感謝」と「来年も宜しくお付き合いください」という気持ちを込めた贈り物です。つまり、そのように思うことができる「日頃から深くお世話になっている人(友人・知人や、実家・義実家などを含める人もいます)」「職場の上司など」「親戚など」が、お歳暮を贈る対象になります。

実家・義実家は「わざわざお歳暮なんて他人行儀な!」と感じる人がいることもありますし、上司などの場合は「あちらには送ったのにこちらには送らない」というようなことがあるとトラブルの元ですので、事前に確認しておきましょう。

「角が立ちそうなので、仕事関係の相手にはあえてお歳暮は出さない!」と決めてしまうのも一つの手かもしれませんね。

「欲しいもの」の声では、やっぱり『日用品』が強い!

お歳暮と聞くと、ハムやソーセージ、ビール、和菓子や洋菓子の詰め合わせ、サラダオイルなどが思い浮かぶかと思います。

「少しひねりを加えて、個性的なものを贈りたい」と感じる方もいるかもしれませんが、お歳暮は日頃の感謝を伝える行事です。その“日頃”の役に立ってくれるものが、やはり人気のようです。自分では買わない高級ハムなどは、食卓の彩りとして、喜ばれることも多いでしょう。

とはいえ、自分にとっての日用品が相手にとってもそうだとは限りません。「うちはこんなに使わないなぁ……」と困らせてしまう事態もあり得ます。そのため、近頃では『カタログギフト』形式が増えているのだそうです。

「予算」は、『気にならない額』にするのがマナー

一番迷ってしまうのは、やはりどれくらいの金額をかけるかですよね。お歳暮にも相場はあって、3000〜4000円程度が多いようです。また「よりお世話になっている相手」には5000円、「あまり豪華なものを贈ってしまうと気がひけてしまう」相手には2000円、など差をつける場合も少なくありません。

とはいえ、大切なのは相場ではなく、相手と関係する中で作られた『感覚値』です。日頃300円ランチを食べる仲の相手に1万円のお歳暮など贈ったら、相手に恐縮させてしまったり、不安にさせてしまったりするかもしれません。予算は、なによりも「相手が気にしない金額」を考え、無理をしないことが大切です。

なんだか面倒に感じられてしまうこともある『お歳暮』ですが、プレゼントを贈られて悲しむ人はあまりいません。暮れの「小さなサプライズ」気分でもよいのです。選ぶ時間もまた楽しみつつ、挑戦してみましょう!

参照/
トレンドハンター「5分で解決!お中元とお歳暮の違いは?時期は?誰に贈ればいい?」
お歳暮の選び方
楽天「お歳暮ナビ」

佐原チハル

佐原チハル

2013年、無痛分娩にて出産。ハニーと二人三脚、子育て奮闘中のフリーライターです。執筆内容は、コラム・書評・ゲームシナリオなど雑多。性や恋愛に関するユースワーカー業・書店...

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