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何回まで使える?揚げ油の正しい保存方法と捨て方

何回まで使える?揚げ油の正しい保存方法と捨て方

唐揚に海老フライにトンカツ…子どもも大好きなのが揚げ物料理。使い終わったあとの油の処理はどうしていますか? 何かと面倒な揚げ油の扱いですが、その後処理の基本をおさらいしておきましょう。

何回繰り返して使える?揚げ油の基本

天ぷらや唐揚などに使ったあとの油、一度きりで捨ててしまうという人は少ないと思いますが、何回使ったら捨て時なのかちょっと疑問に思いませんか?

一度使った油を何回までくり返し使える、という厳密なルールはありませんが、目安としてはこんな状態になってきたら“捨て時”のサインと考えられています。

  • 色が濃くなる
  • 不快なニオイがする
  • 粘りが強くなる
  • 180度前後で煙が出る
  • 揚げ物に使うと泡立ちが消えにくくなる

こんな状態になってきたら新しいものと交換するのがベストです。

また、油を保存するときには網で油に浮いている大まかなカスをすくって取り除き、さらに濾し器やキッチンペーパーなどで小さなカスもきれいに取り除いてからオイルポットなどに保存するのが油の劣化を防ぐポイントです。

やけどの危険もあるので、油の温度がしっかりと下がってから作業するようにしてくださいね。

ちなみに、油を排水溝に直接流すのは絶対にNG! 排水溝のつまりを引き起こすだけでなく、油が川や海に流れることによって水質を悪化させてしまい環境汚染にも繋がります。

揚げ油の処理方法

では、使い終わった揚げ油はどのように処理するのが良いのでしょうか? その方法は大きく分けて次の3通りです。

牛乳パックなどに入れて燃えるごみへ

使い終わったあとの牛乳パックなどに新聞紙やキッチンペーパーなどを詰め、その中に油を注いで最後にガムテープなどで封をして燃えるゴミとして捨てる方法。

気温の高い時期に特に、自然発火を防ぐためにあらかじめ新聞紙を湿らせておくか、油を注いだあとに水を追加しておきます。

古紙に油を含ませて燃えるごみへ

牛乳パックがない場合は厚手のビニール袋でも代用可能。新聞紙などの古紙をビニール袋の中に入れて油をしみこませます。あとはギュッと口を縛って燃えるごみへ。この場合にも水を追加して自然発火を予防することをお忘れなく。

市販の凝固剤

市販されている凝固剤で固めてから燃えるゴミに捨てるという方法もあります。

ホームセンターやドラッグストアの他にも、最近では100均などでも手軽に購入できるので家にいくつかストックしておくととっても便利ですよ。

液体の状態で捨てる場合とは異なり、しっかりと固めてから固形のゴミとして捨てられるので扱いやすいというメリットがありますね。

ちょっと面倒に感じるかもしれない油の扱いですが、環境にも配慮して正しい方法で保存・処分するようにしましょうね!

TOP PHOTO/Naypong Studio/shutterstock
参照/ 日清オイリオ’sキッチン「油の捨て方」
Pacoma「意外と知らない?油の簡単な捨て方【賢い家事術】」
macaroni「揚げ物をもっとラクに!油は何回使える?保存や処理方法は?」

mamaPRESS編集部

mamaPRESS編集部

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