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子ども

2024.07.16

赤ちゃんの生活リズムは整えられる!睡眠をしっかり取るコツは?

赤ちゃんの生活リズムは整えられる!睡眠をしっかり取るコツは?

赤ちゃんの生活リズムは成長してからも影響をもたらすって知ってますか? 1回赤ちゃんのときに身についてしまった不規則なリズムを健全なリズムに戻すのはとても大変です。 妊娠した時から、家庭の生活リズムをすこしずつ整えていけると安心ですね!

ポイントは大人の生活リズム

大人の基本的な生活リズムは、昼間に活動し夜寝るというリズムですよね。 しかし、生まれて間もない頃の生後3ヶ月以内の赤ちゃんは、昼も夜も関係なくおっぱいやミルクを飲んだり眠ったりします。

親が生活のリズムの基本を理解して赤ちゃんと接しているうちに、次第に昼と夜のリズムにそって眠ったり飲んだりするようになるそうです。 親の夜更かしや親の食事の時間が不規則だと、赤ちゃんも健全な生活リズムがつきにくくなってしまうので、まずは親自らが生活リズムを整えることが大切です。

そもそもなぜ生活リズムは整える必要があるの?

知っている方も多いと思いますが、1日の24時間に対して人間の体内時計は平均24.5時間で動いています。赤ちゃんは最初昼夜の区別をつけられませんが、それをおとなが放っておいてしまうと体内時計が乱れたままになり睡眠の質が下がって夜泣きにつながりやすくなります

生活リズムを整えるための2つの要素

生活リズムを整える基本の要素は2つあります。順に詳しく見ていきましょう。

1.食事のリズムを整える。

要素の1つめは、食事の時間を整えること。食事の時間がずれると、体内のリズムもずれてしまいます。

大人にとっても食事は生活時間を区切るちょうどいいタイミングになりますよね。離乳食が始まっていない赤ちゃんはこれから紹介するように、ほしいタイミングでミルクをあげて良いので生活リズムを気にする必要はありません。しかし、離乳食が始まった赤ちゃんは離乳食の時間を固定することで、生活のリズムがつけやすくなります。

授乳は赤ちゃんなりにおおよその間隔が決まってくる

生後1ヶ月頃までの授乳回数は1日8~14回と言われます。8回と14回の赤ちゃんでは、当然、1回に飲む量も間隔も違い個人差があります。時間を決めつけないで、赤ちゃんが飲みたがっているときに授乳をしましょう。また、飲む回数が周りの子と違うからといって心配しすぎる必要はありません。

成長して3ヶ月頃になると個々の赤ちゃんで飲む時間が決まってきます。この頃には赤ちゃんも飲み方が上手になり、短時間でたくさん飲めるようになります。もう栄養は十分なのに、それでもまだまだ甘えて「遊び飲み」する子もいます。この遊び飲み34%のママが体験したことがあるそうです。キョロキョロ・ニヤニヤして飲んでくれない、、というときは一度切り上げてしまうのも解決策として有効です。1回の授乳時間は赤ちゃんの様子を見て。「もう十分飲んだな」と思ったら、ゲップをさせて「おしまいよ」と合図しましょう。

離乳食がスタートしたら

母乳やミルクと並行して生後5~6ヶ月頃から1日1回の離乳食初期がスタート。10倍がゆを作って、授乳してと忙しい時期です。7~8ヶ月頃(離乳食中期)から1日2回、9~11ヶ月頃(離乳食後期)には3回になります。主な栄養源が、母乳やミルクから、離乳食へと進むにつれ、授乳の回数も減っていきます。

離乳食の時間は固定しましょう。食事を中心とした1日のリズムがつけやすくなります。
たとえ赤ちゃんがお話してのコミュニケーションが取れなくても、食事の前にはぬれタオルなどで手を拭き、「いただきます」、食後には口元や手をぬぐって、「ごちそうさま」と声をかけるようにしましょう。
赤ちゃんが、「今からごはんが始まるんだ」とか「これでごはんが終わったんだ」と、生活シーンの区切りを理解しやすくなります。まだ話せない時期にこの声がけを行っておくことで食事の前後の挨拶が自然にできるようになります。
手を拭く→挨拶する→食べる→口元を拭く→挨拶の流れを離乳食の時から形付けておけるとよいですね。

2.睡眠リズムを整える

毎朝同じ時間に起きる

前日に遅く寝てしまった時、次の日朝起きるのが遅くなりがちですよね。しかし、遅く寝た場合でも、翌朝はいつもと同じ時間に起こすことが睡眠リズムを整えるのに大切なんだとか。睡眠時間を確保しようと朝遅く起こすと、その分夜の眠気が訪れるのも遅くなるので、睡眠のリズムが不安定になっていきます。できるだけ同じ時間に寝て、同じ時間に起こしましょう。

日中子どもが眠そうになったら、外に連れ出したり、子どもの興味のある作業を一緒に行ったりして、夜まで寝ないようにがんばってください。もちろんどうしてものときは軽く睡眠させてあげてください。

睡眠時間の改善は夜泣きの改善にも?

夜泣きが始まる時期として目立つのは生後4.5ヶ月ごろです。赤ちゃんをだっこで揺らす、といった手間のかかる寝かしつけが習慣になると、赤ちゃんがその方法にこだわってしまい、うまく眠りに戻れなくなることも原因なんだそう。朝7時までに起こすし、起こすときは太陽の光を部屋に取り込み、やさしく声をかけること。昼寝の時間を調整し日中は活動的に過ごすこと。夕方の5時以降は夕寝をさせないように努力すると、生活リズムが整うそうです。

参照/日本経済新聞「ママ悩ます赤ちゃんの夜泣き 生活リズム整え改善」
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