お洒落しても叩かれない！ “愛されママ”の作り方★

「自分もしたいけど出来ない」から批判されるの？

TPOを大切にしても、“おしゃれ“そのものに抗議する人がいますが、それはなぜなのでしょう？

「おしゃれに重点を置いているママと、育児中のおしゃれは素敵だと思わないママでは、お互いに違和感を感じることも。憧れの裏返しで斜めに見てしまうことはあると思います」

例えばコンサバスタイルは受けやすいけれど、ギャルファッションは風当たりが強いなど、ファッションの世界観によって違いがあるため、同じように家事育児を行っていても、好みの違う人から批判されることがあるのだとか。

「ママとして周りと上手くやって行きやすいタイプのおしゃれと、そうでないものがあるのは事実。周囲となじんでやりすぎ感をなくすこともコツなんです」

おしゃれをしていると浮くのではなく、場の雰囲気に合わない着こなしが批判のもとになりやすい、ということですね。また、大人として年齢相応の振る舞いができていない人や、清潔感不足の人も攻撃されがちなので、人間力を上げることも肝心なのだそう。

ママファッションの楽しみ方

とは言っても、具体的にはどんなお洒落の仕方がベストなんでしょう？　ヒールやフルメイク以外でおしゃれ感を出す方法を教えてください！

「着丈のバランスを意識するとこなれ感がアップ。長めトップスにデニムやレギンスのロールアップや、マキシワンピにフラットシューズのバランスは簡単なのにおしゃれに見えます。他にも、抱っこひもやベビーカーの色を差し色にしたり、親子コーデで柄をリンクさせたりするのはママならではの楽しみ方ですね」

ちなみに、柴崎さんおすすめのアイテムはレザーのコンバース。コーディネートを選ばず、公園にも街歩きにも対応するうえ、多少の雨水と汚れも弾く頼もしさも。小物なら、女優帽が小顔に見えて◎。

「それに、Tシャツとデニムのコーデでも、つやのある毛先や、潤った指先だけでおしゃれ感と女性らしさは醸し出せます。そうそう、超時短メイクなら眉毛＋まつ毛だけのポイントメイクがいちおし。すっぴんでも目力を足すだけで違いますよ」

子ども最優先のおしゃれならOKだよ！

育児は、一生懸命にやっているかそうでないかを見た目で判断されるものではありませんが、とにかくパッと見で誤解されがち。柴崎さん、間違った印象を持たれない秘訣ってありますか？

「子どもを一番に考えた上でのおしゃれをすることと、周りへの気遣いを交えることですね。自分の好きなものを着る、というマイルールを崩さなくても、その場に合った工夫で幾らでもおしゃれをたしなむことができると思うんです」

柴崎さんによる〝ママの為のおしゃれ三箇条〟は…

●TPOをわきまえていること

●引き算上手

●ほどよいトレンド！

なるほど、子どもあってのライフスタイルを送る中でこれを活かせば、あらゆる人から好印象なファッションが楽しめそうです。

とはいえ、どのようなスタイルでも、子どもから良い反応を感じられれば育児はしっかりできているということ。ならば、おしゃれを上手に取り入れるのも悪くない！　せっかくのママライフなんだもの、「今日もママ可愛い♥」って言われるべく、自分を磨いちゃいましょう♪

引用：「ママのためのおしゃれの教科書」（柴崎マイ／サンマーク出版）

（取材・文／Nino）