2013.07.16
大地震が発生!?ママはそのときどうしたらいいの?
子どもと一緒に安全に避難
3.11の東日本大震災からもう3年以上が経ちます。地震への恐怖も薄れてきたけれど、皆さん、備えは万全ですか? いざ、大地震が起こったときに、私たちママはどう行動すればよいのか、地震に備えてなにを用意しておけばいいのかをもう一度、思い出して日々備えておきましょう。
ざっくり書くと!
1★家族と相談して
1★避難場所を決める
2★避難グッズは
2★あらかじめ用意しておこう
3★ベビーカーはNG。
3★抱っこかおんぶで避難所へ
〜まずは備えを!〜
子どもを地震から守るためにも、まず考えなければならないのが“備える”ということ。
・ 倒れやすい家具は金具などで固定
・ テレビやパソコンなどの家電の
・ 下には「耐震マット」を敷く
・ 窓ガラスには飛散防止シートを!
など、家の中をできるだけ安全にしておきましょう。
パパや家族と避難場所や連絡手段も決めておくことも大切。TwitterやFacebook、LINEなどのアプリを使うと災害時でも比較的連絡が取りやすいと言われています。
また、避難場所は市や区が避難場所マップを配布しているので、最寄りを確認し、自宅から避難所までの道のりも知っておくと安心です。
〜避難グッズを用意しよう〜
下の表を参考に、避難グッズをあらかじめ用意しておくことも大事です。
特に、紙オムツや哺乳瓶、子ども用のスプーンや歯ブラシは避難所では手に入りにくいので、忘れずに入れておきましょう。普段は母乳のママも、地震のストレスなどで出なくなった時を考えて、粉ミルクも入れておきます。
上記のほかに、次の3点を家の外や車のトランクなどに常備しておくと便利です。
・ガソリン
専用のケースに入れておくこと。
・ 水
家族の人数分×2日分。赤ちゃんがいる家庭はピュアウォーターがベスト。
・ 火を使わなくても食べられる食料
家族の人数分×2日分程度。
〜避難するときの注意点〜
いざ避難するとなった場合には、家族と決めた避難所に向かいます。災害時には車が使えない場合がほとんどなので、徒歩で向かうことになります。その時は、地震の影響でアスファルトが割れていたり、通れない道があったりとベビーカーが通れない場合も多いので、おんぶや抱っこで歩いて向かうのがベスト。
子どもたちが保育園や幼稚園に行っている場合には、園の避難場所もあらかじめ確認しておく必要があります。電話も通じず、お迎えに行ったのにいないとなってはパニック必至。災害時の対処法は必ず園から指示されているはずなので、もう一度確認しておきましょう。
外出先で子どもと一緒に地震に遭遇してしまった場合には、無理に自宅に帰るのは返って危険です。電車が混乱していて帰れない、信号が止まっていて事故に遭いかねないといった場合には、迷わず「帰らないで待機」を選びましょう。近くの緊急避難所にとりあえず避難し、パパや家族に迎えに来てもらいましょう。
(取材・文/shimada)