これ『禁句!』専業主婦VS ワーキングマザーの戦い
子どもを思う気持ちは
まったく同じ愛なんです!
ライフスタイルが異なると価値観や痛みも異なるもの。住む世界が違うと、悪気はなくてもついお互いを傷つけてしまう言葉を言ってしまいがち…。という事で、専業主婦とワーキングマザーがお互いに言ってはいけないNGワードを今回はご紹介します!
★子ども視点で論じるからモメる。
★視点をママにすると違う立場の
★人の意見も理解しやすい!
★▼これがNGワード▼
●ワーキングマザー→専業主婦
・「毎日何してるの?」
・「自分の時間があっていいね」
・「旦那の稼ぎだけで生活できていいな」
●専業主婦→ワーキングマザー
・「仕事と育児の両立大変でしょ」
・「赤ちゃんから保育園なんて可哀想」
・「働かないと生活できないの?」
★自分と違うステータスの人間を
★否定するのは、自分が現状に
★満たされていないことの表明に。
★戦いには参加しないのが賢明!!
主語が「子ども」になると、
話が混乱しやすくなる!
「うちの子は母親と一緒にいるから幸せだ」といえば、もう片方は「子どもにとっては保育園に通わせる事が社会性が見に付いてイイ」というように、“子どもの幸せ”という視点でお互いが論じている限り、不毛な争いは終わりません。そもそも、小さい子どもが本当はどう思っているかなんて大人にはわからないし、そんな妄想を元にした話し合いに結論なんてあるはずがありません! ちょっと言い方は悪いかもしれませんが、「子どもがどう思おうが関係ない。ママがどうしたいか」で動いているという自覚があれば、そんな揉め事は起こらないはず。「子どもが可哀想」と言われたら、「ああ、あの人は保育園に預けることを可哀想と思う人なんだ~」と流せばいいだけの単純な話なんです。
NGワードを、その理由や
お互いの言い分と共に解説♪
(ワーキングマザー→専業主婦編)
・「毎日何してるの?」
→何って、子育てに決まってますよね。毎日、子どものそばを片時も離れる事はできません。子どもと遊び、ママ友との交流もこなし、家事もして…。専業主婦だってやる事はいっぱいあるし暇を持て余しているわけではありません。
・「自分の時間があっていいね」
→自分の時間なんてありません。むしろ、四六時中子どもとべったりです。ワーキングマザーの方が自分の時間あるじゃん! と思っている専業主婦も少なくないはず。(これも誤解がありますがね)
・「旦那さんの稼ぎだけで
・生活できて羨ましい」
→働きたくても働けない専業主婦もいます。保育園の待機児童問題や、旦那さんの仕事が激務だったり親が遠方に住んでいて子育ての協力を得られる人がいないため、仕事できないというママもいるでしょう。結婚後に事情が変わった家庭もあるかもしれませんしね。
※この他にも、「専業主婦だから洋服買わなくていいじゃん」→いやいや、主婦がオシャレしちゃダメって誰が決めたの? など色々な言葉が寄せられています。
(専業主婦→ワーキングマザー編)
・「仕事と育児の
・両立大変でしょ~」
→実際にちゃんと両立できているのかは本人にも判断しづらいこと。〝子育てが大変なのは働いていようがいまいが関係ない〟と思うワーキングマザーの複雑な心境がありますね。
・「小さいうちから保育園で
・子どもが可哀想ーッ」
→子どもが可哀想かどうかは他人が決める事でもなければ、とやかく言われる筋合いはない! と思っているのが働くママの本音。
・「働かないと生活できないの?」
→お金のためだけに働いているわけではない。「仕事が好きだから働いているの!」という主張のほうが、むしろ貧困理由より多いのが現状なんです。
※他には、「働くパパは何も言われないのに、なんでママが働いていると責められるんだろう?」と疑問に思うワーキングマザーも多かったです。確かにね。
それぞれの立場を尊重し、
不毛な対立は全力で避けるべき!
上記のNGワードやその言い分をみていると、お互いへの羨望や妬み、軽蔑や優越感など色々な感情が複雑に入り混じったものにみてとれます。相手を否定する事は、自分が満たされていない事の表明=カッコ悪い! という精神を持ってみましょう。そんな戦いに参加する事自体がナンセンスなんです。育児方法の正解は各家庭によって違うということを理解し、何気ない一言にも注意するようにしたいですね。
※TOP画像はイメージです。企画とは直接関係ありません。
(文・金子奏)