2015.03.10
ママたちが得意分野で起業する『ママ喜業』がブームの兆し
ママだからこそ気が付いたことを『ママ喜業』というカタチで具体化している人が増えています!
今年の注目ワード『ママ喜業』という言葉を聞いたことはありますか? 子どもを産み、育てていると今までの価値観ががらりと変わってきますよね。
そんな中から生まれた、「こんなものがあったらいいな」、「こんなサービスを受けてみたいな」という気づきを“ビジネス”として起業しているママが続出しているのです!
- ★ママだからこその気づきを、ものやサービスにする『ママ喜業』
- ★まずは、ママ友同士のクチコミから。次はSNSで拡散へ!
- ★従来のサービスや働き方を柔軟に考え直せるのがママの強み!
ママ友のつながりの中から生まれたサービス
この『ママ喜業』はママからママへ向けたサービス。社会人時代のスキルとは異なるアプローチで、お金をたくさん稼ぐことよりも、“自分の経験やスキルを生かして双方のママが楽しく子育てをできること”を目的としているものが多いようです。
今までは、親しい友人に対して無償で提供していたサービスを、SNSなどを使ってさらに拡散し、少額ながら報酬を得るというスタイルに変わりつつあるのが大きな特徴です。
実際に私も洋裁の技術を生かして、子どもの入園用品や、子ども服などをオーダーで作っています。これも意識してはいませんでしたが、『ママ喜業』のひとつなんですね。こんな風に気軽に始められるのも大きな魅力です。
専門スキルをママ目線でサービスする
なかにはもう少し専門的なスキルを、ママや子どもに向けて発信している人もいます。
Oさんは神奈川県在住で、もともとは子どもと大人に英会話を教えていましたが、一歩進んで“ダンスイングリッシュ”という新しいジャンルの教室を開きました。
これは本格的なダンスと英会話を融合させたユニークなレッスン。動作の英語、指示の英語、そして会話をダンスで表現することで、「積極的な表現の力を育てる」ことを目的としているそうです。
これも、子どものコミュニケーション能力の問題や、そこから生まれるいじめ、引きこもりなどを解消したいという思いから生まれたもの。まさに、ママならではの目線で生まれたサービスといえそうですね。
ママの働き方を創造する
さらに進んだところでは、「ママ時間を大事にしながら、ママの気づきを、自分で選んだ仕事に生かす」ことを目標として、ライターやデザイナーなどのクリエイティブスキルを持つママたちを集めた総合制作チームもあります。
このクリエイティブマムズリンクでは、いままでの就業体制では難しかった、ママ業を大切にしながら好きな場所で好きな時間で働くという新しいスタイルを実践しているのが大きな特徴です。
こんな風に規模や内容は違っていても、ママだからこそできることを具現化しているのが『ママ喜業』なのです。
今はまだ、そこまでのスキルがない!と思うママでも、これから資格取得やおけいこを始めて将来は喜業を目標にしてみる、というのも楽しそうですね!
文/矢野はな
TOP PHOTO/Jerry Bunkers
参照/
リクルートホールディングス「2015年のトレンド予測を発表」
資格の講座・スクールの検索:ケイコとマナブ.net「ママならではの視点ではじめる“ママ喜業”特集」
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