2017.01.24
仕事だけでなく心も潤う『アロマテラピー』【ママがとりたい資格 vol.1】
現在子育て中のママも、できれば手に職をつけたい、資格をとりたい、そして子育てが落ち着いたら仕事をしていきたい!と考えている人は多いと思います。でも「今から取得できる資格って何かな?」というママに、今回は『アロマテラピー』についてご紹介しましょう。
アロマテラピーに資格ってあるの?
アロマテラピーとは、植物から抽出した香り成分である精油(エッセンシャルオイル)を使って、心身のトラブルを穏やかに回復し、健康や美容に役立てていく自然療法のこと。
エステなどでアロマのオイルが使われることも多く、また自宅でディフューザーを使って香りを楽しんでいる人もいるのではないでしょうか?
そんな私たちの生活に身近なアロマテラピーですが、より基礎知識を深め、仕事としても活用していくための資格があります。その第一歩としておすすめなのが、AEAJ(公益社団法人 日本アロマ環境協会)が主催している『アロマテラピー検定』です。
まずはここから!『アロマテラピー検定』
アロマテラピー検定には2級と1級があります。アロマに興味がある人は、まずはこの検定からチャレンジしましょう! 開催日程は5月と11月の年に2回、受験料は2級、1級ともに6,480円(税込)。どちらの級から受験してもOK、同じ日に両方を受験することも可能です。
全国34都市で開催されるので、地方に住んでいるママでも受験しやすいのがうれしいですね。
いずれもマークシートによる試験で、正答率80%で合格となります。ちなみに、受験者の合格率は90%!(AEAJ公式サイトより)事前に勉強しておけば、そこまで難しい検定ではないですよ。
詳しくはこちら
仕事に活かすには、さらに上級の資格取得へ!
アロマテラピー検定の1級を取得したら、ここからは実際に仕事に活かすための上級の資格取得へと進みます。(以降は、AEAJの会員となることが取得条件となります。)
アロマテラピーアドバイザー
アロマテラピーの基本知識や安全な楽しみ方を、一般の人にアドバイスできる資格です。アロマショップで働きたい、アロマテラピーをアドバイスしたいという人におすすめ。
アロマテラピーインストラクター
精油の専門知識をはじめ、健康学や解剖生理学、メンタルヘルスなどに関する知識を学び、アロマテラピー教育のスペシャリストとなるための資格。スクールやカルチャー教室で講師活動がしたいという人向けです。
アロマセラピスト
サロンで働きたい・病院や施設などでアロマテラピートリートメントの施術を行いたいという人はこちらの資格を。精油の専門知識、解剖生理学、皮膚科学に関する知識と、トリートメント技術などを習得する必要があります。
そのほか、『アロマブレンドデザイナー』、『アロマハンドセラピスト』など、さまざまな資格があります。どのような形でアロマに触れていきたいのか、目的にあわせて資格にチャレンジしてみてくださいね。
筆者が実践!資格を取ったらこんな形でアロマを活かせます!
筆者は、はじめにアロマテラピー検定2級を、次に1級にチャレンジし、合格。その後、アロマテラピーアドバイザーまで資格を取りました。
もともとアロマに興味があったのと、夫の転勤で仕事を辞めたばかりの頃で、何か手に職をつけられないかな…と調べていたところ、このアロマテラピー検定に出会ったのがきっかけです。
事前準備としては、市販の受験本で勉強したことと、試験用の精油キットを購入して、実際に香りを覚えておいたこと。(試験の中で、香りを嗅いで何のオイルか答える問題があったため)当日の試験はそんなに難しいとは感じませんでした。
現在は、仕事としてアロマに関わっているわけでありませんが、このとき学んだ知識は今も生活の中で活かされています。香りにはどんな種類があるか、使い方のコツや注意点などを知っておくと、芳香浴を楽しんだり、自分で精油を使って虫よけスプレーや化粧水などを作ったりと、いろいろ活用できますよ。
精油にはそれぞれ効果があるので、リラックスしたいときは精神的作用のある精油、鼻が詰まっているときや花粉症でツラいときは身体的作用のある精油をチョイスすると、症状が改善されることが多いです。何より、自然由来のものなので、安心・安全!
ちなみに、子育て支援センターで開催された手作りハンドクリームの講座に参加したとき、講師としていらっしゃったのはAEAJの資格を持った方でした。大きなスクールを開くまでいかなくても、サークルや子育て施設などでアロマの講座を開く…という方法もありますよね。
仕事にはもちろん、日常生活にもいろいろと活かせるアロマテラピー。日々の暮らしの中でアロマをうまく利用できると、ストレスも半減! 気分よく毎日を過ごすことができます。香りに興味がある人は、ぜひアロマテラピー検定からチャレンジしてみてはいかがですか?
水谷 花楓
東京の出版社で雑誌広告営業を7年間、その後、結婚して大阪に移転、リフレクソロジーの資格取得、受付嬢、社長秘書とやりたかった職種はすべてクリア!現在は、パンダで有名な和...
詳しくはこちら